アメリカで絶大な人気を誇るクリッシー・テイゲンが、イヴァンカ・トランプ大統領補佐官に直接モノ申した!(フロントロウ編集部)

クリッシーがイヴァンカに皮肉

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの人が自主隔離を実行しているアメリカ。そこでドナルド・トランプ大統領の娘で、3人の子供を持つイヴァンカ・トランプ大統領補佐官は、ツイッターを通してこんな提案を発信した。

「今日、子供たちと一緒に家にいる人?リビングでキャンプするのが良いですよ!ホウキをテープでくっつけて、ベッドシーツをかぶせる。メニューを考えて、サンドイッチやサラダを“パック”して。この楽しい遊びは、ごはんの時に家族が集まるし!」

 1日中子供と一緒にいなくてはいけなくなった世の中の両親のために、家で出来ることを提案しようとしたイヴァンカ氏だけれど、政治家であり、現在の状況に対応できる大きな力を持つ大統領補佐官という地位のイヴァンカ氏のこのツイートには、同じく子を持つモデルでタレントのクリッシー・テイゲンが思わず反応。アメリカが今抱える問題について、皮肉を込めた返信を直々にした。

「サンドイッチを かっこ パック かっこ閉じ した後には、新型コロナウイルスの検査をしてもらえますか」

 わざわざ強調のためのコンマを「かっこ・かっこ閉じ」言葉で言い、サンドイッチを用意する暇があったら、新型コロナウイルスの検査キットをもっと用意してほしいとでもいうように、皮肉たっぷりにコメントした。

追いつかない新型コロナウイルスの検査数

 米疾病対策センター(CDC)によると、人口3億人を超えるアメリカで1月以降に検査された検体の数は、少なくとも1万1079個。しかし検体は1人の患者が少なくとも2つは出すこと、また、民間の施設で検査が実施されCDCには報告されないケースもあるため、検査を受けた人の総数は把握が難しいという。米The Atlanticは、独自の調査により約8,000人程度がこれまでに検査を受けたと推定している。

 米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ博士は、「(今の)システムは、私たちが必要としていることに対応できる状態にありません。失敗しています。それを認めましょう」と発言。アメリカでは、スイス製の検査キットを早急に認可し、今週中には2,000を超える研究機関で検査が可能になると見られている。

画像: 新型コロナウイルスの影響で閑散とするニューヨークのセントラルパーク。(2020年3月18日撮影)

新型コロナウイルスの影響で閑散とするニューヨークのセントラルパーク。(2020年3月18日撮影)

日本では、1日に可能な検査数は約7.500件となっているけれど、実際の検査数は、厚生労働省の発表では今のところ約1,300件程度にとどまっている。

ちなみに、これまでで検査数が1番多いのは中国・広東省で、推計32万件。次いで韓国が約25万件、イタリアが約8万6,000件となっている。(フロントロウ編集部)

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