3月22日は「世界水の日」
1992年に国連が定めた世界水の日(World Water Day)。この日は、水が大切であることをより認識し、綺麗で安全な水を使えるようにすることの重要さを考える日。日本では水道をひねると綺麗な水が出るけれど、SDGs報告2019によると、2017年の段階で未だに7億8,500万人が基本的な飲料水サービスを受けられておらず、20億人が深刻な水ストレスを抱える国で生活している。
人間にとって水は欠かせないもの。しかしそんな大切な水が不足しており、2030年までに7億人もの人が深刻な水不足により住む場所を追われるおそれがある。そこで3月22日の水の日からすぐ出来る節水方法を教えします。
1、新しい服を買わないようにする
誰もが持っているコットンTシャツ。Tシャツ1枚文のコットンを作るのに2,700リットルの水が必要とWorld Wild Lifeが報じ、その後Tシャツを作るためにはさらに水を使っている。また、1本のジーンズを作るのに約42リットルの水が必要とリーバイスが明かしている。そのため、服を買わないことや古着を購入することは節水の助けに。
2、何かをしているときは水を止める
シンクで30秒間水を出しっぱなしにすると約6リットル、シャワーを1分間出しっぱなしにすると約12リットルの水を使用していることになると、東京水道局が発表している。そのため、食器を洗っているときやシャンプー中は水を止め、歯を磨く時にはコップに水をためてするのが ◎。
3、洗濯する回数を減らす
洗濯機の種類にもよるが、1回の洗濯につき80~150リットルの水が必要。そのため、ある程度まとめて洗濯するのが節水のポイント。また、温かいお風呂のお湯を使うことで水よりもヨゴレが取れやすくなるため、お風呂の残り湯を使うのもあり。
こうして1人1人が少しだけでも意識するだけでかなりの水の量を節水することが出来るので、3月22日の水の日をきっかけに自分の水の使い方を見つめ直してみては?(フロントロウ編集部)