外出自粛中の過ごし方
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今、世界中の人々が不安と辛抱の時間を強いられている。そんななか、リモートワークの結果として通勤時間が減り、余暇が増えたという人や、外出できないことで暇を持て余しているという人も少なくはないだろう。
ボーイズグループ、ワン・ダイレクションのメンバーで同グループの活動休止中はソロシンガーとして活躍しているハリー・スタイルズも、そんな1人。
英BBCラジオの番組『BBC Sounds』に電話出演したハリーは、「ちょっと辛いけど、大丈夫。ラッキーなことに、僕は友人たちと一緒に狭いけど安全な“自主隔離ルーム”で過ごしてる」と自身の外出自粛中の生活についてコメント。
「今は、奇妙な時期だけど、気をつけながら、音楽を聴いたり、カードゲームをしたり、フェイスパックをしたり、自主隔離の定番みたいなことをしながら過ごしてるよ!」と陽気に明かした。
新たなスキルを習得中
さらに、ハリーには、この期間を活用して、ある2つの新スキルを習得しようとしていることも告白。
「今って、何か新しいスキルを学んだり、新しい趣味に挑戦したりするには絶好の機会だよね? 何も無いけど、時間だけはある」と語ったハリーは、「僕はイタリア語を勉強したり、手話のクラスを受けてみたりしてるよ」と、スキルアップに努めていることを明かした。
ハリーはなぜ、イタリア語と手話を学ぶことにしたかという理由については言及しなかったけれど、おそらく、新型コロナウイルスによる死者が3400人を突破し、中国を越えて世界最多となってしまったイタリアに暮らすファンたちを励ますためなのではないかと推測できる。
手話に関しても、こんな大変な時期だからこそ、健常者よりも不安にさらされがちな聾唖(ろうあ)の人々とコミュニケーションを取りたいという想いから、学ぶことを決めたのかもしれない。
2018年には日本に長期滞在し、以前から少しずつ学んでいた日本語に磨きをかけたハリー。短期間でかなり多くの語彙を習得していたこともあり、語学の才能がありそうなので、ハリーが今回の自粛生活中に習得したイタリア語や手話を披露してくる日はそう遠くないかもしれない。
ちなみに、ハリーが自主隔離生活中によく聴いているのは、2018年秋に亡くなったラッパーのマック・ミラーの楽曲「ブルー・ワールド(Blue World)」だそう。
(フロントロウ編集部)