前髪が伸びてきて切りたいけれど、サロンに行く時間がない。でも自分でカットするのは失敗しそうで不安…という人のために、海外の美容師が前髪セルフカットのコツを伝授。(フロントロウ編集部)

コツ1. ハサミ選びが重要

 自宅で前髪をカットする際に失敗してしまう最も大きな要因が「ハサミ」

 一見するとハサミは全部同じように見えるけれど、ヘアスタイリストのエリクソン・アルナテギによると、家庭用ハサミは刃先の角度が立っていないことが多いため、ヘアカット用ハサミほど切れ味がよくないそう。

画像1: コツ1. ハサミ選びが重要

 そのため家庭用ハサミで髪をカットしてしまうと、髪が刃先に引っかかり、ブツッとした不自然な切り口になってしまうという。エリクソンは「自分で前髪をカットしたいなら、先の尖った、鋭く細いヘアカット用バサミを注文して」とアドバイス。

 もし、自宅にあるハサミでカットしたい場合は、小さめのハサミがオススメ。ヘアスタイリストのイザベル・アゾカーは「眉バサミ、ひげを整えるハサミ、ネイルで使う小さなキューティクルハサミなどを使うのがオススメ」と米メディアRefinery29でコメント。

画像2: コツ1. ハサミ選びが重要

 その理由について、イザベルは「ハサミは小さいほど失敗する可能性が低くなるからね。いずれにせよ、キッチンバサミや事務用ハサミを使うことはオススメしない」とも付け加えた。

コツ2. 乾いた髪でカットする

 エリクソンによると、髪は濡れると縮む傾向があり、「湿った状態で髪を切ってしまうと、乾いた時に縮んで、思っている以上に前髪が短くなる可能性がある」と説明。そのため、「髪がパサついている場合でも濡らさず、なるべく軽い力で少しずつ整えていくのがベスト」と話している。

画像: コツ2. 乾いた髪でカットする

 イザベルもこれには同意見で、「お風呂上がりなど濡れている場合は、しっかりドライヤーで乾かしてから前髪をカットすること。失敗するリスクが軽減されるわ」と明かした。

コツ3. 必ずセクション分けする

 よく切れるハサミを準備し、前髪を乾かしたら、今度は前髪の「セクション分け」。前髪を上下に分けてからカットすることで前髪に立体感が生まれ、サロンのような仕上がりになるそう。

 イザベラは「まず、前髪を真下に梳かして、残りの髪を後ろに束ねる。次に、前髪を指で水平方向に半分に分け、上部分をバレッタまたはヘアピンで上に固定する」と前髪の分け方を説明。

画像: コツ3. 必ずセクション分けする

 前髪のセクション分けができたら、いよいよお待ちかね「カットの時間」。

 イザベラは「先に下部分からトリミングしていくわ。はじめに真ん中の部分から切り始め、両側に向かってゆっくり切りそろえていく」とアドバイス。

 下部分のカットが終わったら、先ほど固定していた上部分を下ろして全体を梳かし、「先ほどカットした下部分をガイドラインにして、あとは全体がバランスよく馴染むようにカットしていくだけ」と明かした。

 前髪を切り過ぎてしまいそうで不安な人は、ハサミを“縦”に持つのもオススメ。ハサミを水平に持つ時より小刻みに少しずつカットできるから、ぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)

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