『魔法にかけられて』の続編が制作中
2007年に公開された映画『魔法にかけられて』は、魔法の国で暮らすジゼルが魔女に騙されて現代のニューヨークへ追放されてしまうというストーリーで、アニメと実写が入り交じったユニークな映像と世界観で、今なお世界中のファンから愛されている。
2018年には『魔法にかけられて』の続編が作られていることが明かされており、脚本はほとんど完成しているよう。またキャストについては、前作でどこまでもピュアでマイペースなジゼルを演じたエイミー・アダムスは、続編でもジゼル役で出演が決定しているが、ロバートを演じたパトリック・デンプシーや魔法の国での王子エドワードを演じたジェームズ・マースデンが出演するかはまだ明かされていない。
そんな『魔法にかけられて』の続編の新情報は、なかなかあがってこなかったけれど、今回映画『アラジン』の主題歌である「ホール・ニュー・ワールド」や、『美女と野獣』、『リトル・マーメイド』の楽曲を生み出した作曲家のアラン・メンケンが、アメリカの人気司会者であり女優のロージー・オドネルのライブストリーミングに出演し、新情報を明かした。アランはライブストリーミングで作曲について話し、「作詞するのに良い機会だ」と現状を話しながら、「『魔法にかけられて』の続編である『Disenchanted(原題)』のために楽曲を作っている」と新曲を作っていると語った。
またアランは、姉妹デュオであるクロイ&ハリーのハリー・ベイリーが主人公のアリエル役でキャスティングされた実写版『リトル・マーメイド』のために、俳優で作詞家や作曲家などの多彩な顔を持つリン・マニュエル・ミランダとともに4曲の新しい楽曲を作ったことも明かしたが、残念ながら『リトル・マーメイド』の撮影は新型コロナウイルスにより延期が発表されている。
『魔法にかけられて』は、人気作品なだけに続編への期待が高い作品。現在新型コロナウイルスのため次々と人気映画の撮影が中断されているなか、水面下で『魔法にかけられて』の制作は進んでいるよう。(フロントロウ編集部)