ジェレミー・レナーが元妻に養育費の減額を要求
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役でおなじみの俳優ジェレミー・レナーが、現在、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で今年は大幅な収入減が見込まれることから、元妻でモデルのソニー・パチェコに養育費の減額を求めていることがわかった。
ジェレミーとソニーのあいだには6歳になる娘のエイヴァちゃんがおり、ジェレミーは愛娘の養育費としてソニーに毎月約330万円を支払っているという。しかし、2019年に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもって『アベンジャーズ』シリーズが終了し、さらに追い討ちをかけるように新型コロナウイルスの影響で新作の撮影ができなくなってしまったことで、これまでと同じ額の養育費を払い続けることが困難な状況に。
ジェレミーがハリウッドを代表する人気俳優の1人であることは言うまでもないが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、今、エンタメ業界全体が大打撃を受けている。米TMZによると、ジェレミーがロサンゼルスの裁判所に提出した書類には、「ほとんどの作品の制作が年末までに再開する見込みがありません。今年、撮影予定だった私の出演作品も中止もしくは延期になる可能性が高いです」と書かれていたそう。
また、ジェレミーは養育費の“使い道”についても疑問を持っているようで、エイヴァちゃんの住まいや食糧、移動、衣類にかかる費用は月に約120万円ほどが妥当であると指摘している。ジェレミーはソニーが養育費のほとんどをエイヴァちゃんではなく、自分のライフスタイルのために使っていると考えており、自身のビジネスマネージャーにエイヴァちゃんの口座の管理を任せたいとしている。
ちなみに、ジェレミーとソニーは現在エイヴァちゃんの親権をめぐる裁判の真っただ中にある。今回の報道をうけて、ソニーは「養育費として月に330万円ももらっていないし、私とエイヴァの口座に入っていたお金はほとんど弁護士の費用として消えていった」と米Page Sixを通じて反論。そもそもその弁護士費用というのも、薬物などの問題を抱えるジェレミーからエイヴァちゃんを守るためのものだと主張している。(フロントロウ編集部)