指紋認証を触らずドアを開ける
世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスで、感染対策として、公共の場で他の人が触る場所に触れたくない人は多いはず。手袋をして防ぐ人も多いけれど、「指紋認証」のドアは素手で触らなければ開けることができない。しかし、どうにか触らなくて良い方法をと考えた1人の男性の解決策が、鮮やか。
ラトビアでスタートアップ企業を経営するロバートが出した解決策は、シリコンで自分の指紋を持つ指を作ること。“指”の制作には、シリコンとレジンなどを使用したそうで、その制作時間はたったの90分。そんな気軽に、簡単にできてしまった、木の棒につけられた指先で、テクノロジー大国として名を馳せてきているバルト海に面した国ラトビアの指紋認証ドアは開くのか…?
— Skrubis (@Skrubis) March 17, 2020
そんな不安も束の間。ロバートが指紋認証してみると?
I made a "finger on a stick", to curb touching my office entrance doors. #FlattenTheCurve pic.twitter.com/RF6kjHvqq2
— Skrubis (@Skrubis) March 17, 2020
ロックされていたドアの赤いランプは、すぐに緑に! 何度もやり直しすることなく、シリコンの指は1発でロック解除を成功させた。ハイテクな指紋認証が、単純明快でクリエイティブな解決策に騙される様子は、おもしがる人も多かった一方で、ドアを変えたほうが良いというコメントも寄せられた。
ちなみに、この指ではAppleのiPhoneの指紋認証は解けなかったという。(フロントロウ編集部)