ジェレミー・レナーの「ヒーローらしからぬ姿」
MCU映画でアベンジャーズのオリジナルメンバーのホークアイを演じ、ディズニー+で同役の単独ドラマ『ホークアイ』の配信を控えている俳優のジェレミー・レナー(49)。
20歳年下の元妻でモデルのソニ・パチェコとの間に長女エイヴァちゃん(6)がいるジェレミーは、外出自粛および休校・休園措置がとられているアメリカの自宅で、エイヴァちゃんと一緒に自主隔離生活を送っている。
元妻ソニとの泥沼の親権争いはさておき、普段から、たまに、元気盛りのエイヴァちゃんに圧倒される様子などをSNSで公開しているジェレミー。そんな彼もまた、休校で家にいる子供の世話に追われる親たちの1人。
エネルギーがありあまるエイヴァちゃんとの毎日に少々お疲れ気味で、さらに、ちょっと“壊れてしまった”様子のジェレミーは、ホークアイ役で見せたクールな姿からは想像もつかない、衝撃のコスプレ姿を披露した。
ジェレミーがお披露目したのは、エイヴァちゃんが大好きだという“ナマケモノ”の着ぐるみ風パジャマを身に着け、「ディ、ディ、ディ、DJナマケモノ~! 」とカメラに向かってアピールする動画。
スマホのカメラで全身をくまなく映しながらも、「マジでバカげてる…」と我に返るジェレミー。
コメント欄には、「みんなにとってクレイジーな時間だけど、そんなときは、気分をアゲるクリエイティブな方法を思いつかなくちゃな。体と心をアクティブに、ハートを満タンにしなきゃ。みんなにたくさんの愛を送るよ!」というポジティブな言葉を添えてフォロワーたちにエールを送った。
さらに、その後公開した動画では、エイヴァちゃんの自宅学習の合間に家の前の駐車スペースでローラースケートをして遊ぼうとしていたものの、雨が降ってできなくなってしまったとボヤいていたジェレミー。
室内に設置したカラフルなライトが点滅するなか、ナマケモノ姿のまま、リル・ナズ・Xとビリー・レイ・サイラスのコラボ曲「オールド・タウン・ロード(Old Town Road)」に乗せてダンスをする姿はなんともシュールだった。
子煩悩パパぶりが伝わるジェレミーの姿には、フォロワーたちから「最高のパパだね!」、「私もこんなお父さんが欲しい」といった感想が寄せられている。
娘へのラブソングをリリース
さらに、俳優業と並行してシンガーソングライターやギタリスト、キーボーディスト、ドラマーとしても活動しているジェレミーは、3月28日のエイヴァちゃんのバースデーに合わせて、7曲入りのEP『The Medicine(ザ・メディスン)』をサプライズリリース。
その中には、エイヴァちゃんへの溢れる愛を歌ったアコースティックバラード「Best Part of Me(ベスト・パート・オブ・ミー)」というエイヴァちゃんへのラブソングも含まれている。
EPのリリースに先がけて、「ベスト・パート・オブ・ミー」の一部を公開したジェレミーは、「僕のインスピレーション、愛、娘…君に捧げる歌だよ、誕生日おめでとう!」とエイヴァちゃんにメッセージを送った。
「ベスト・パート・オブ・ミー」には、思うように一緒に過ごすことができないエイヴァちゃんへのせつない親心を歌ったこんな歌詞が並ぶ。
「ロンドンは深夜2時 LAはもう陽が昇る頃だね/ ホテルの部屋は孤独だ 君から離れすぎてる/ また君の誕生日に駆けつけられなかった/ 君の可愛い顔にキスできたらいいのに/ ガッカリりさせたよね/ 僕は君をガッカリさせるのが大嫌いだ」
サビでは「君はいつでも僕のナンバーワン」と、何よりもエイヴァちゃんを大事に想っていることをうたっているジェレミー。
歌詞には「また誕生日に駆けつけられなかった」というフレーズが出てくるが、今年の誕生日は、皮肉なことに、新型コロナウイルスの影響もあってか、エイヴァちゃんと一緒に過ごすことができたよう。
ジェレミーは、つい先日、新型コロナウイルスによる仕事量の減少により「収入が激減した」として、エイヴァちゃんの母である元妻のソニに毎月渡している養育費の減額を求める訴えをロサンゼルス裁判所に提出。
米TMZが入手した申請資料によると、現在、養育費として月額約330万円をソニに支払っているというジェレミーは、収入減にくわえ、ソニが養育費をエイヴァちゃんの養育以外の目的で使用していると考えているため、今後は、月額約120万円が妥当だと主張しているという。
これに対して、ソニは養育費はもともと330万円も受け取っておらず、その大半も薬物などの問題を抱えるジェレミーからエイヴァちゃんを守るための弁護士費用に消えていると真っ向からジェレミーの主張に反論している。
2人の離婚&親権争いは、かなりの泥仕合に発展しているため、一体どちらが本当のことを言っているかは分からないが、 ジェレミーが彼なりにエイヴァちゃんを愛しているということは、間違いないよう。(フロントロウ編集部)