アカデミー賞2冠!圧巻のカーレース映画
モータースポーツの中でも最難関と言われる「ル・マン24時間耐久レース」。1966年のこの「ル・マン24時間耐久レース」を舞台に、企業同士の威信をかけて絶対王者のフェラーリにフォードが挑み、家族と仲間に支えられて歴史を変えた男たちの実話を基に描いたハリウッド版「下町ロケット」とも言われる、奇跡の感動ドラマ『フォードvsフェラーリ』が、4月1日より先行デジタル配信開始。
2020年の第92回アカデミー賞では、編集賞・音響編集賞の2冠を果たし、話題となった本作をいち早く見ることができる。
元レーサーで熱血カー・デザイナーのキャロル・シェルビーと、破天荒で型破りな一流レーサーのケン・マイルズ。「打倒フェラーリ」を掲げるフォード・モーター社を、ル・マン優勝へ導くべく、一見、水と油の2人が力を合わせ、だんだんと固い友情で結ばれながら、企業の巨大な圧力と干渉に全身全霊で立ち向かっていく。
『フォードvsフェラーリ』の見所は?
本作の見どころは、映像・音と共に大迫力なカーレースシーン。名匠ジェームズ・マンゴールド監督は「コンピューターを使って強化したアクション映画が主流の時代に、非常にアナログでリアルな、気骨のあるものを取り入れることを目指した」と明かすほど、息を呑むようなレースシーンやそれに賭ける男たちの熱い友情を、臨場感溢れるカメラワークとともに巧みに描き上げた。
また本作では、クリスチャン・ベールが1週間に及ぶトレーニングを実施するなど、キャストが本物の車で本物のレーストラックを自分自身で運転することを追求し、特別追跡車両によって実際にレーシングカーを撮影したからこその映像美を体験することが出来る。
撮影監督のフェドン・パパマイケルは、「レーシングカー映画の現代的な解釈よりも、60年代や70年代の映画からインスピレーションを受け、大げさな動きは入れずに常に人物の視点を維持した。リアルな経験を生むため、レースと同じ正確なスピードでキャストを撮影することはとても難しかったが、実際のレーシングカーにカメラを搭載し、なるべくデジタル技術を使わずに撮影した」と、アナログにこだわった撮影の胸中を明かしている。
臨場感溢れるレースシーンのほか、ハリウッドを代表する 2 大実力派俳優マット・デイモン×クリスチャン・ベールの初共演とは思えないほど息の合った演技にも注目しながら、アカデミー賞受賞に裏づけされた素晴らしい映像と音を体感できる本編の続きを先行デジタル配信で楽しんで。
デジタル配信では、迫力のレースシーンのメイキング映像をはじめ、フォードGT40の再現について解説する「GT40 の魅力」、さらにキャストとスタッフが語るレースシーンの撮影秘話「リアルなレースシーンの舞台裏」のほか、限定特典として、「ル・マン 24 時間レース:よみがえるコース」「プレビズ(デイトナ 24 時間レース/ル・マン 24 時間レース)」などモータースポーツファン必見の映像も収録。
男たちのプライドをかけた”挑戦の物語”である『フォードvsフェラーリ』は、4月1日に先行デジタル配信開始。また、5月2日にブルーレイ&DVDセット(4,000円+税)と4K UHD(6,000円+税)も発売。同日にブルーレイとDVDのレンタルも開始となる。
『フォードvsフェラーリ 』
先行デジタル配信中
5月2日(土)ブルーレイ+DVDセット発売
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(フロントロウ編集部)