ミュージシャンのカニエ・ウェストが高校2年生の時に描いた絵画を、プロの鑑定士が品定め。その価値とは?(フロントロウ編集部)

カニエ・ウェストが持つアートの才能

 大のアート好きとして知られるミュージシャンのカニエ・ウェストは、来日した際には多摩美術大学に突然現れたり、現代芸術家のジェームズ・タレルのために、なんと約11億円を寄付したりと、アートやデザインを支援してきた。また自身でも、約88億円をかけて「未来的なベルギーの修道院」がテーマの自宅を建設したり、日曜礼拝を主催したりと、自分が中心となったアート活動も行なっている。そんなカニエは、高校生の頃からその才能を開花させていたよう。

画像: カニエ・ウェストが持つアートの才能

 一般人がゲストで登場し、その所有物を鑑定してもらうアメリカ版リアリティ番組『AntiquesRoadshow(原題)』に登場した1人の男性は、夫がカニエのいとこだという。彼の夫は、2007年にカニエの母が亡くなった後に彼の夫が遺産の一部として、カニエが高校2年生の頃に描いた絵を受け取ることに。かなり多くの絵をもらったそう。

 そして今回、『Antiques Roadshow』で鑑定してもらうために、それらの作品を持ち込んだという。番組のホストであり、ニューヨーク大学で芸術史を専攻、その後有名オークションハウスのサザビーズで働いていたローラは、そのなかから4作品を厳選して鑑定。その作品が、こちら。

画像: ⓒAntiques Roadshow PBS/YouTube

ⓒAntiques Roadshow PBS/YouTube

 イラストレーションに近いものから風景画、さらには色の使い方も様々で、カニエの個性が1つに限定されない作品郡となっている。ローラは、カニエの作品についてこう話す。

「これらの作品を見て思うことは、彼が音楽のキャリアの以外で、どれだけ才能があるかに気がついている人が少ないということです。これらの作品は、たぐいまれなる才能を表していると思います。また、私がこれらの作品を厳選したのは、彼が様々なマテリアルや方法をつかって制作していることが分かるからです」

カニエ・ウェストの描いた絵、その価値は?

 彼女によると、他の作品の中には、カニエが制作したスクラッチボードまであったそうで、彼が様々なアートの表現方法に挑戦していたことが分かる。カニエの母は教授として働いており、カニエは母について中国で1年間暮らしていたこともある。そんな多様な経験を経て、大学はシカゴにあるアメリカ美術アカデミーを選んだカニエ。在学中に音楽プロデューサーとして成功したため、大学は中退することになったけれど、絵画の才能も確かにあった。

 そんなカニエの作品を鑑定したローラが出したその価値は…、なんと合わせて約175万円から約250万円!(1万6,000ドルから2万3,00ドル)。

 ファンにとってはたまらないカニエの作品だけれど、プロの鑑定士から見ても、相当に価値のあるものだと明らかになった。(フロントロウ編集部) 

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