目の下のガンコなクマを隠すのに便利な「目元コンシーラー」の上手な選び方をメイクのプロが伝授。(フロントロウ編集部)

クマの種類は、自分では判断しづらい?

 どんより暗く、疲れた印象を与える目の下の「クマ」。

 一般的に「クマ」には、血行不良が原因の“青クマ”、色素沈着が原因の“茶クマ”、皮膚のたるみやくぼみが原因の“黒クマ”の3種類があるとされている。

画像: クマの種類は、自分では判断しづらい?

 そのため、「目元コンシーラー」を選ぶ時は、ほとんどの人が、この“クマの種類”を参考にコンシーラーの色を選んでいるはず。

 しかし、いくらクマの原因ごとにチェック項目があるにしても、正直メイクのプロでもない限り、ハッキリとクマの違いを判断するのは難しい。実際にメイク好きであっても、コンシーラーの色が明るすぎたり、肌の色に合わなかったりなど、色選びに失敗している人は多い。

画像: 左:ヘイリー・ビーバー、右:ロージー・ハンティントン・ホワイトリー

左:ヘイリー・ビーバー、右:ロージー・ハンティントン・ホワイトリー

 そこで、モデルのヘイリー・ビーバーロージー・ハンティントン・ホワイトリーなどを手がけるセレブ御用達メイクアップアーティストのケイティ・ジェーン・ヒューズが、誰でもカンタンにできる「目元コンシーラー」の色選びの裏ワザを教えてくれた。

クマの色に合わせない?

 ケイティによると、目元コンシーラーを選ぶ時に参考にするのは、目の下のクマではなく、“小鼻の横”と“頬骨”の間にある肌の色。

画像: クマの色に合わせない?

 意外に思うかもしれないけれど、ケイティいわく、このエリアは、顔の他の部分に比べて赤みが少なく、顔の中で最も中性的な肌の色をしている場所なのだそう。

 そのため、ここを参考に目元コンシーラーを選ぶと、ピンクすぎたり、明るすぎたりするコンシーラーを避けることができるという。ケイティは「この部分に合わせて目元コンシーラーを選ぶのがオススメ。これを目の下に使うと、目元が白浮きしないし、残りのメイクもシームレスに見えるのよ」と米メディアAllureで明かした。

 一方で、この小さなエリアに合わせて目元コンシーラーの色を選ぶと、最初は暗すぎるように見えるかもしれない。この問題に対し、ケイティは「心配しなくていいわ。一度なじませると、目の下のコンシーラーが顔の他の部分と完璧に調和するから安心して」とアドバイスを残している。

実は、偶然の産物?

 あまり聞きなれないテクニックだなと思った人もいるかもしれないけれど、それもそのはず。実はケイティによると、このテクニックが誕生したのは全くの偶然だという。

 ケイティは「このエリア(小鼻の横と頬骨の間)を形容する名称はわからないけれど、ある撮影の時に、たまたまこのテクニックを閃いたの。自分でもびっくりしているわ」と話し、今ではクライアントのクマをカバーする際は、従来のピーチ系や明るい色のコンシーラーを使う代わりに、このテクニックを活用していると語った。

 プロが教える目元コンシーラーの意外な選び方。なかなか理想の色の目元コンシーラーが見つからないという人は、ぜひプロの意見を参考にしてみて。(フロントロウ編集部) 

This article is a sponsored article by
''.