長時間マスクを着用していると、気になるのが「マスクによる肌荒れ」。そんなマスク荒れを防いで、肌トラブルを軽減する方法を皮膚科医がアドバイス。(フロントロウ編集部)

なぜ、マスクで肌荒れするの?

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界中でマスクを着用する人が急増している。
 
 公衆衛生対策のためにも、なるべくマスクを着用すべきではあるけれど、セレブ御用達の皮膚科医ピーター・コペルソン医師によると、長時間マスクを着用していると、肌への刺激でヒリヒリしたり、ニキビや吹き出物ができたりなど「肌トラブル」を引き起こすことがあるという。

画像: なぜ、マスクで肌荒れするの?

 そもそも、マスクは肌への摩擦だけでなく、内側の湿度も上がりやすく蒸れやすい。そのため、マスクの内部は雑菌が繁殖しやすく、「(長時間マスクをつけると)ニキビなどの肌トラブルの原因になりやすい」とコペルソン医師は言う。

 そうはいっても、感染拡大の懸念もあって「いまはマスクをつけなきゃいけないし…」とマスクによる肌トラブルを諦めている人に朗報! 美肌の専門家であるコペルソン医師が、マスクによる肌トラブルを軽減するスキンケア法を米メディアbyrdieで紹介した。

1.優しくクレンジング

 肌トラブルを起こしたら、真っ先に見直したいのが「クレンジング・洗顔」。先に述べたように、マスクの内側は蒸れやすく、ニキビや吹き出物の原因となる雑菌が繁殖しやすい。

画像: 1.優しくクレンジング

 そのため、肌に不要な角質や汚れをキレイにオフするのが、美肌への近道。コペルソン医師は「刺激を最小限に抑えるためにも、マイルドなクレンジングや洗顔料を使うのがオススメ」と話し、たっぷりの水でしっかり洗い流すようアドバイス。

 もし洗い流すことが難しい場合は、顔用の汗拭きシートを使うのも便利。コペルソン医師は「顔が熱くなったり汗をかいたりしてきたら、顔に汗拭きシートを軽く当ててみて」と助言。余分な汗や皮脂を手軽に抑えることができるそう。肌が敏感な人は、なるべく低刺激なものを選ぶのがポイント。

2.消炎作用のあるクリームで保湿

 マスクをしていると、吐息の水蒸気で“肌がうるおっているように”感じるけれど、実はこれは大きな誤解。むしろ水蒸気によって蒸れた状態が続くと、肌の水分までも蒸発してしまい、逆に肌が乾燥してしまうという。

画像: 2.消炎作用のあるクリームで保湿

 そのため、洗顔やクレンジングでスッキリ洗い流した後は、しっかり保湿することがカギ。不足しがちな水分と油分を適度に補うことで、肌のバリア機能が改善され、肌トラブルの軽減につながるとのこと。さらにコペルソン医師は「肌トラブルがヒドイ時は、消炎作用の高いものを選ぶのも良い」と付け加えた。

 マスクによる肌トラブルを軽減するプロのスキンケア法。マスクで見えないからと放置せず、これを機に日頃のスキンケアルーティーンを見直してみて。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.