ビリー・アイリッシュが偽のセックステープに物申す
今年のグラミー賞で女性アーティストとして史上初めて主要4部門を制覇し、計5部門で受賞を果たしたビリー・アイリッシュが、巷に出回っているセックステープについて米Dazedのインタビューで“本物ではない”と強く否定した。
「みんな本気で私が日中に電車の車内でセックスすると思ってんの?ドレスを着て、網タイツをはいて、あのクソみたいなピースサインのネックレスをつけるとでも?もう、勘弁してよ」
偽のセックステープが出回るのは、ある意味、売れっ子の宿命。セレブのなかにはこういったデマには反応しない人も多いが、ビリーのファンは大半が10代ということもあり、誤解を招くことのないようきっぱりと否定すると同時に、その内容があまりにもダサいことにウンザリしている様子を見せた。
今回、偽のセックステープをクールにぶった斬ったビリーには、じつはもうひとつ頭を悩ませる“別の偽物”の存在が…。それは、ビリーに変装して街に出て、ビリーの評判を下げるような行動を繰り返す、偽ビリー。
「グリーンとブラックのウィッグをつけて、私のフリをする人たちがいる。そいつらはボディガードや運転手を丸1日雇って、有名人の気分を味わってる。マジでウザいなと思う。
だって、悪い印象を持たれるのは私だから。そいつらが私のフリをして横柄な態度を取ったら、みんな“私”のことを嫌な奴だと思うでしょ?
ものすごく意地悪な行為だと思う。誰かが私のフリをして悪さをするんじゃないかって、日々怯えてる。偽の動画がネットに出回ってバズったり、もしかしたら何か…正直何が起こるのかもわからない」
根元だけグリーンに染めた黒髪や、ダボっとしたオーバーサイズの服がトレードマークのビリー。一見すると難易度が高めだが、個性的なほうがかえって真似しやすいのか、ビリーになりすまして街に出現し、イタズラをする人が後を絶たず、ビリーは以前からこの“偽ビリー”に苦言を呈している。果たしてビリーの思いは、偽ビリーのもとに届くのか…。(フロントロウ編集部)