ロイヤルキッズの自宅学習
新型コロナウイルス感染防止のための休校措置が続くなか、英王室のキャサリン妃とウィリアム王子も、就学児をもつほかの家庭の親たちと同様に、自宅で長男ジョージ王子(6)と長女シャーロット王女(4)の学習をサポートしている。
それぞれが子供たちの“臨時の先生”となって尽力しているという夫妻は、関係者が英The Sun Onlineに語ったところによると、ジョージ王子が学校から出された課題を進めるのをサポートしたり、シャーロット王女のために、さまざまなアクティビティを用意するなど、ホームスクーリングに熱心に取り組んでいるという。
世界各国で外出自粛が続くなか、親が在宅ワークを行なう家庭も多く、それも影響して、子供たちが、通常時よりも長い時間テレビを観たり、ゲームをしたりするのを仕方なく許しているという家庭も多い。
しかし、王室専門記者のケイティ・ニコールが米Vanity Fairに語ったところによると、キャサリン妃は「スクリーン・タイム」と呼ばれるこれらの時間に関しては、かなり厳しく制限しており、最小限に留めているそう。
その代わりに、子供たちが、庭などの屋外で過ごす時間をたっぷり作っているといい、そのほかには、お絵描きや図工、手芸など、テレビやゲーム端末といった“スクリーン”を用いない遊びに重点を置いているという。
キャサリン妃、子供たちにウソをつく
新型コロナ禍で精神的に不安を抱える人々をサポートする目的で、NHS(英国民保険サービス)と協力して新キャンペーン「Every Mind Matters(エブリー・マインド・マターズ)」を発足したウィリアム王子とキャサリン妃は、同キャンペーンの始動を記念して自宅からビデオ通話により行った英BBCとのインタビューの中で、休校中の子供たちとの過ごし方について言及。
そのなかで、つい子供たちについてしまったある“ウソ”に言及した明かした。
前週の日曜日が、キリスト教の祝日であるイースター(復活祭)を含む連休だったこともあり、インタビューアーから連休をどのように過ごしたかを訪ねられた夫妻。
するとキャサリン妃は、「子供たちには言わないでくださいね。じつは、私たちは、子供たちに休みだということを教えずに、(自宅学習を)続けさせてしまいました…」と、月曜日が振り替え休日だったにもかかわらず、ジョージ王子とシャーロット王女には、平日と同じように過ごさせてしまったと告白した。
ホームスクーリングに熱心になるあまり、子供たちについてしまったこのウソについて、キャサリン妃は、「私っていじわるだなと感じています」と笑いながらコメントし、少し罪悪感を抱いていることも明かしていた。
新型コロナウイルスの影響で自宅待機が続くなか、外出せずに、どうやって子供と連休を過ごせばいいのかというのは、世の親たちにとっては頭を悩ませてしまう課題の1つ。
そんななか、子供たちを少しでも規則正しく過ごさせるため、休みの日でも平日と同じスケジュールで過ごさせしまったというウィリアム王子&キャサリン妃の“裏ワザ”は、ある意味「使える!」と感じてしまう人も少なくないはず。(フロントロウ編集部)