クマやニキビ跡だけじゃない？
コンシーラーといえば、目の下のクマやニキビ跡、シミなどをカバーするために使うのが一般的だけれど、実は、ほかにも効果的な使い道があるって知ってた？ プロいわく、コンシーラーには肌の色を均一にするだけでなく、見た目を若々しく見せたり、メリハリのある立体顔に仕上げる効果もあるという。
とくにシェーディングの濃い色は苦手だけれど、顔に自然なメリハリをつけたいという人にもオススメ。セレブからも信頼される人気メイクアップアーティストたちが、コンシーラーを使った裏ワザを紹介。
プロがオススメするコンシーラー
基本的にどんなコンシーラーを使っても問題ないけれど、よりに効果的に立体メイクをしたい人にプロがオススメしているのが、パレットタイプのコンシーラー。
メイクアップアーティストのエリサ・フラワーズは「パレットタイプは、色の濃さは中〜濃と種類が多いため、自分に合った色をカスタムブレンドできる」と、顔のパーツに合わせて明るくしたり、暗くしたりと色味を調整しやすいと米メディアAllureでコメント。
また、しっとりしすぎないクリーミーな質感もポイントのひとつ。パレットはリキッドタイプとは違って汗や皮脂で崩れにくいため、顔のどのパーツに塗っても自然な仕上がりになるそう。
コンシーラーを塗る場所
エリサいわく、コンシーラーは塗る場所によって、立体感を与えるだけでなく、ほかにも様々な効果を発揮するという。顔のパーツ別に、コンシーラーの塗り方とコツを教えてくれた。
1.眉の上と下
眉の上と下は影ができやすい場所のため、軽くコンシーラーを塗ることで、眉がくっきりと浮かび上がり、立体感が生まれて目元をパッチリ大きく見せることができるそう。また、眉毛の剃り跡をカバーしたり、眉の形を修正したりするのにもオススメ。
2.目頭
コンシーラーは、目の下のクマを隠すだけでなく、目頭に塗ることで目元をパッと明るくすることもできるという。ハイライターを使う要領で目頭に塗り、メイクスポンジで軽くなじませることで、白目が強調されて透明感のあるメイクに仕上がるとのこと。
3.鼻筋と小鼻まわり
スッとした美しい鼻を演出するのにも、コンシーラーは便利。鼻筋と鼻の中心にコンシーラーを塗ることで、鼻を細く見せることができるそう。さらに血管が拡張しやすく赤みが気になる“小鼻まわり”にもコンシーラーを塗ると、より肌の色を均一に見せることもできるという。
4.口の端
見た目年齢を左右する口元の小じわやたるみが気になる場合は、口の端にほんのりコンシーラーを塗るのがオススメ。下唇が上がっているように見え、若々しい印象に見せることができるという。
5.顎の中心
顎のラインが気になる人は、顎の中心に逆三角形にコンシーラーを塗るのが◎。顎の中心に光を当てることで自然な立体感が生まれ、スッキリとしたシャープな印象に。さらにリップカラーを際立たせる効果もあるというから驚き。
さまざまな使い道を持つ万能アイテムのコンシーラー。プロのテクニックを駆使してワンランク上のメイクを目指してみて。（フロントロウ編集部）
