家で過ごす日こそ、美のチャンス!
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、いまだに外出の自粛が要請されている昨今。当分はヘアサロンに行くことが難しく、家で過ごす時間も増えてきたため、面倒だからと髪のスタイリングをしなくなったという人も多いのでは?
しかし、精神科医のサマンサ・ボードマン医師が、自宅で過ごす時も身だしなみを整えたほうが良いと語っている通り、髪を可愛くスタイリングしたりするだけで、生産性をあげたり、気分をリフレッシュさせることができるもの。
かといって、ヘアアイロンで髪を巻いたり、複雑なヘアアレンジをしたりするのは「正直、面倒クサイ…」と感じる人に朗報! 人気ヘアスタイリストのサリー・ケイト・デュブーが、手間暇かけずに可愛くなれるヘアアレンジの仕方を米メディアGlamourで紹介した。
ゆるふわ感がたまらない「無造作ヘア」
サリーが、外出自粛中にオススメしているヘアスタイルが「無造作ヘア」。
ゆるっとした自然なウェーブとボリューム感を演出でき、手軽にスタイリングできるのが魅力のヘアスタイルで、サリーは「私は、よくこのスタイルのことを“ヘアカット防止スタイル”と呼んでいる」と、髪が伸びてきて髪型が決まらなくなってきた人にもオススメのヘアアレンジだと明かした。
さっそく、自宅で簡単にあか抜けた「無造作ヘア」を作るスタイリング術とコツをチェック。
ステップ1.シーソルトスプレーで下準備
ゆったり抜け感のある「無造作ヘア」の程よいウェーブを作るのに欠かせないのが、海塩を含んだシーソルトスプレー。天然のミネラル成分が乾燥を防ぎ、ビーチ帰りのようなラフ感を演出してくれるそう。タオルドライした髪にまんべんなくスプレーし、髪の内側から揉みこむようになじませて。
ステップ2.4つの三つ編みをつくる
シーソルトをなじませたら、今度は髪を4つにブロッキングして三つ編みを作っていく。まず、耳から上の髪を頭頂部でまとめてハーフアップにし、一旦ゴムで結ぶ。次に、下部の髪を左右2つに分けて、それぞれの毛束を三つ編みしていく。そして、先ほど頭頂部でまとめた分を解き、左右2つに分けてこちらも三つ編みする。最後に三つ編みから髪の毛を少しつまんでランダムに引き出し毛束をほぐす。
サリーにいわく、三つ編みをゆるくしすぎると解けてしまうため、髪を引き出しすぎないように注意して。
ステップ3.一晩かけてなじませる
三つ編みが終わったら、あとは寝るだけ。シーソルトスプレーと三つ編みの力で寝ている間にクセがつき、朝に三つ編みを解けば、自然なボリューム感たっぷりの「無造作ヘア」の出来上がり。
よりボリューム感を出したい場合は、髪を軽く持ち上げて、根元にドライヤーを当ててみて。手ぐしで揉み込んだり、分け目を変えてみるのも効果的とサリーは言う。
アンニュイな雰囲気がたまらない無造作ヘア。複雑なヘアアレンジは面倒だけれど、お家でも可愛く過ごしたい人は試してみる価値アリ。(フロントロウ編集部)