爪の甘皮ケア、ちゃんとしている?
爪の甘皮のケアと聞かれると、とくに気にしていないという人も多いかもしれないけれど、実は爪の周りの皮膚は、爪そのものと同じくらい大切なパーツ。とくに世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で手洗いをする頻度が高くなっていることもあり、いつも以上に爪の周りの皮膚が乾燥しやすくなっている。

エステティシャン兼スキンケアの専門家であるサラ・ウォーターマンは「必要以上に手を洗ったり、消毒液を頻繁に使ったりすると、時間と共に皮膚の自然なバリア機能が弱くなっていく。最悪の場合、手が乾燥してヒリヒリすることもあるのよ」と米メディアGlamourで説明。
また、人気シンガーのビヨンセやレディー・ガガから指名を受ける売れっ子ネイルアーティストのミホ・オオカワラは「キューティクルは手の延長にあるもの。手が乾燥していると、もちろん爪の甘皮や爪の状態にも影響を及ぼす」と話している。
手の乾燥だけなら手洗いをする度に保湿をすればいいのだけれど、爪の周りはそうはいかない。爪にヒビが入ったり乾燥したりしてしまうと、その後にハンドクリームやキューティクルオイルをたっぷり塗っても、正直効果は薄いとミホは言う。
そこで今回は、セレブの美爪を支える一流のネイルアーティストが正しいネイルケアの仕方とコツを紹介。
手を美しくなる甘皮ケアの仕方
甘皮や爪の周りがカサカサに乾燥している場合は、まずたっぷりと水分を与えて柔らかくする必要があるそう。ミホは「はじめに指先をぬるま湯に浸して柔らかくして。次にオイルやクリームを使って(指先を)優しくマッサージすること」とアドバイス。

さらにミホは「マッサージが終わったら、ハンドマスクを使うのも良い方法」と、効率的に保湿ケアができるグローブ状のハンドマスクを使うのも効果的だと助言。だいたい20分ほどハンドマスクをしたら、マスクを外して再び手をマッサージ。こうすることで、保湿成分が指先の隅々までしっかり浸透し、血流の改善も期待できるのだという。
乾燥する前に予防しよう
普段セルフでマニキュアを塗る時も、ちょっとした工夫で甘皮の乾燥を防ぐことができる。ミホは「マニキュアを塗った後は、必ずキューティクルオイルを塗って仕上げること。キューティクルオイルには爪をうるおいを与える効果がある」と乾燥予防にうってつけだと明かした。

指先がキレイに整えられているだけで、手は美しく見えるもの。乾燥を防ぐためにも、普段から甘皮ケアも意識してみて。(フロントロウ編集部)