ヘンリー王子が、英国王室の高位王族から退いてから初の仕事をスタートさせた。(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子が王室離脱後の初仕事

 2020年1月に英国王室の高位王族からの引退を発表し、3月31日付けでその職務を終えたヘンリー王子とメーガン妃は、現在メーガン妃の故郷アメリカのロサンゼルスで、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために隔離生活を送っている。高位王族ではなくなり、経済的に自立することになったヘンリー王子とメーガン妃だけれど、2人がチャリティ活動に熱心なことには変わりはない。現在もロサンゼルスで、持病を抱える人々に食事を届けるチャリティ団体のボランティアを週に2回行なっている。

画像: ヘンリー王子が王室離脱後の初仕事

 そんななか、英時間4月27日にヘンリー王子が、イギリス軍兵士たちのメンタルヘルスをサポートするオンラインプラットフォームHeadFITを開設した。このウェブサイトは、軍に所属している人であれば24時間アクセスが可能で、ストレスを溜めないために個人ができることを発信する。

ヘンリー王子、兵士たちのために

 自身も2006年から2015年までイギリス陸軍で職務についていたヘンリー王子は、「HeadFITは、開設に約3年を費やしました。その過程で私たちとともに働いてくれてたみなさんに、非常に感謝しています」と、関係者に感謝を示したうえで、この取り組みについてこう語った。

画像: ヘンリー王子、兵士たちのために

「私たちは長いこと、問題が起きるまで待ってから反応するというやり方を取ってきました。HeadFITでは、スポーツ科学で立証されている方法を使いながら、自分自身のパフォーマンスを向上させるポテンシャルに集中して、積極的な姿勢でメンタル・フィットネスに挑みます。これは、自分自身に対してポジティブになるということであり、ベストな自分でいるということです」

 HeadFITは、ウィリアム王子とキャサリン妃のチャリティ団体であるThe Royal Foundation(ザ・ロイヤル・ファウンデーション)によるキャンペーンHeads Together(ヘッズ・トゥギャザー)と防衛省、そしてキングス・カレッジ・ロンドンとパートナーシップを組み、ヴァネッサ・モールトン医師から医療的なアドバイスを得ているという。(フロントロウ編集部)

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