メイクしているのに、老け顔に見える?
一生懸命メイクしているのに、ふと鏡で見てみると「あれ、なんだか老けて見える?」とショックを受けたことがある人も多いのでは? プロによると、メイクが老けて見える原因のひとつが、“自分に合わないメイク”をしているから。
自分の顔の形に合わないメイクをしていると、どうしても不自然な見た目になってしまい、結果として実年齢よりも高く見られてしまうことがあるそう。
シンガーのジェニファー・ロペスやビヨンセ、リアリティスターのキム・カーダシアンなど数多くの人気セレブから信頼されるメイクアップアーティストのスコット・バーンズが、見た目年齢をあげるNGメイクと改善するコツを紹介。
NG1.チークの色&塗り方
スコットによると、万人に合う“チークの色”というものは無いため、流行りの色だからと安易に取り入れるのはNG。スコットいわく、同じ人でも季節によって肌の色が変わるため、「肌の明るさや、赤み・黄みのバランスを見ながら、その都度チークの色を選んでいるよ」と、肌の色に合わせてチークを選ぶべきとアドバイス。
また、頬骨に沿ってチークを入れるのもあまりオススメしないそう。スコットは「チークは顔の側面に塗るのではなく、頬の前面、目の下あたりを中心に塗ること。側面に大きく引き伸ばすと老けて見えるよ」と、チークの塗り方次第でも見た目年齢が左右されると明かした。
NG2.コントゥアリング
顔に立体感を出して小顔を叶えてくれるコントゥアリング。セレブもよく取り入れているテクニックだけれど、スコットいわく多くの人がやり方を間違えているという。
スコットは「セレブの(コントゥアの)塗り方を真似している人も多いけれど、自分の顔の形を無視しているんだよね」と話し、自分に合わないコントゥアリングをすると、顔にメリハリを与えるつもりが不自然な影が目立ち、かえって老けて見えてしまうと指摘。
コントゥアリングの基本は、自分の輪郭に合わせて入れること。とくに頬骨部分は、年齢を重ねるごとにこけて見えやすく、シェーディングを入れるとさらに老け顔が加速する可能性があるため、たるみが気になるフェイスラインを中心に入れるのがポイント。
ハイライトについては、影ができやすく目元周りや、口角が下がって見える口周りに入れると、肌がパッと明るくなって、より若々しい印象に仕上げることができるそう。
メイクはちょっとしたポイントを気をつけるだけで、グッと見た目の印象を変えられるもの。プロの意見を参考に若々しく素敵なメイクに仕上げてみて。(フロントロウ編集部)