女性の役者たちが「大乱闘」
クエンティン・タランティーノ監督の名作映画『キル・ビル』で主演のユマ・サーマンのアクションシーンを担当するなど、ハリウッド映画界きっての敏腕女性スタントマンとして知られるゾーイ・ベルが、友人たちに声をかけて制作した暇つぶし動画が話題となっている。
「#BossBitchFightChallenge(ボス・ビッチ・ファイト・チャレンジ)」という名の新SNSチャレンジをスタートさせるべく公開された動画は、「ビッチで最強」や「最高にカッコいい女」という意味を持つ「ボス・ビッチ」という言葉を含む名称の通り、ハリウッドの最強女性たちが、代わる代わるカメラに向かって攻撃を繰り出したり、ダメージを受ける様子を編集した乱闘動画。
ゾーイが、「あー、本当に退屈! 友だちと遊びたーい!」とぼやくシーンから始まる約5分間の動画には、彼女と同じくハリウッドでスタントウーマンとして働く女性たちにくわえて、映画『チャーリーズ・エンジェル』のドリュー・バリモア、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『ブラック・ウィドウ』のスカーレット・ヨハンソン、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』のマーゴット・ロビー、映画『キャットウーマン』や『X-MEN』シリーズのハル・ベリー、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のゾーイ・サルダナ、映画『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピューといったアクション映画に出演経験のある人気女性俳優たちが出演。
さらに、2014年公開の映画『ANNIE/アニー』への出演を最後に、俳優業を引退したキャメロン・ディアスも出演し、事実上の”臨時・女優復帰“を果たした。
「さすが!」と唸らずにはいられない、ハリウッド屈指のスタントウーマン&女性アクション俳優たちによる乱闘動画がコチラ!
この動画はとくにチャリティ目的などで作られたものではなく、主導者のゾーイが、ただ単に暇つぶしで製作したもの。
SNS上では、現在、このような乱闘動画がトレンドとなっており、元ネタとなったのは、フランスにあるスタントマン養成学校の生徒40名が外出自粛中に作った遠隔乱闘動画。ゾーイの呼びかけにより、女性オンリーの出演者で製作された「#BossBitchChallenge」もこの学生たちの動画からインスパイアされたものである可能性が高い。(フロントロウ編集部)