ジョージ王子を悩ませるジレンマ
新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校措置が続くなか、英王室のウィリアム王子&キャサリン妃夫妻の子供たちも自主隔離中の滞在先である別宅アンマーホールにて自宅学習に勤しんでいる。
同年代の子供を持つ親たちと同様、テレワークと並行しながら子供たちの自宅学習をサポー苦戦しているというキャサリン妃が、長男のジョージ王子(6)と長女シャーロット王女(5)のホームスクーリング(自宅学習)の様子に言及。
そのなかで、ジョージ王子が悩まされているジレンマについて明かした。
ナショナル・ポートレート・ギャラリー(国立肖像画美術館)と協力して新たに立ち上げた写真プロジェクト「ホールド・スティル(Hold Still)」を告知するため、朝の情報番組『This Morning』にリモート出演したキャサリン妃は、「みなさんのご家族も同じだとは思いますが、私たちも、また、ホームスクーリングに行き詰っています」とちょっとした愚痴を口に。
続けて、「ジョージは、シャーロットがやっている課題を自分もやりたくて、とてもイライラしています。だって、読み書きの練習をするより、“スパイダー・サンドイッチ”を作るという課題のほうが、ずっと楽しそうですからね」と、ジョージ王子が自分より学年が低い妹のシャーロット王女がやっている楽しそうなアクティビティに嫉妬してしまっていることを明かした。
キャサリン妃の発言に出てきた“スパイダー・サンドイッチ”とは、こちら。
パンと具材を使ってクモの形をしたサンドイッチを作るというアクティビティで、これは確かに楽しそう。自分が国語の勉強をしている横で、シャーロット王女がこんな可愛らしいサンドイッチを作っていたら、ジョージ王子がうらやましく感じてしまうのも納得。
新プロジェクト「ホールド・スティル」とは?
写真を趣味とするキャサリン妃が主導となって発足した新プロジェクト「ホールド・スティル」は、新型コロナ禍を生きる人々に、それぞれの日常の風景を撮影してもらい、シェアし合うことでコミュニティ意識を高めようというもの。
「救助者やヒーロー」、「あなたにとっての新たな“普通”」、「思いやり溢れる行動」という3つのテーマに沿った写真を「#HoldStill2020」というハッシュタグとともにインスタグラムで公開するか、ナショナル・ポートレート・ギャラリーの特設ページを通じて応募すると、キャサリン妃とウィリアム王子の公式アカウントでフィーチャーされたり、同美術館が8月に開催を予定しているデジタル・エキジビジョンで展示される可能性がある。
「ホールド・スティル」プロジェクトに選ばれた写真の一例。「ホールド・スティル」とは日本語で「じっとしていて」の意味。英語圏では、写真を撮る際にかけるひと言としてよく使われる。
このプロジェクトを告知したトークの中では、4月に公開した自身が撮影した次男ルイ王子(2)のバースデー記念写真の裏話も明かしたキャサリン妃。
「あの写真を撮ったあとの私自身の写真も撮っておけばよかったですね! 幸い、記録には残されていませんが、最後には、私もルイと同じようになっていました!」と、ルイ王子が手に塗っていた、レインボーカラーの絵の具ですっかり汚されてしまったことを打ち明けて笑いを誘っていた。(フロントロウ編集部)