メイクをしているときや着替えたとき、お気に入りの洋服にメイクがついてしまった経験はない? 服についてしまったメイク汚れは通常の洗濯では落ちにくいことが多く厄介。そんな衣服についたメイクを落とす方法をプロが明かした。(フロントロウ編集部)

服についたメイクの落とし方

 ウォータープルーフのアイメイクや、1日中落ちないリップなどメイク直しのいらない万能コスメがたくさん登場しているけれど、唯一困るのが服についてしまったとき。そんな服にメイクがつくトラブル解決は、メイクアップアーティストやクリーニングのプロの技にお任せ! メイクの種類別にキレイに落とす方法をご紹介。

画像: 服についたメイクの落とし方

ウォータープルーフコスメにはリムーバーを

 まず最初のテクニックは、服についてしまったウォータープルーフのアイメイクを落とす方法。

画像: ウォータープルーフコスメにはリムーバーを

 メイクアップアーティストのシャラ・ストランドは、「ウォータープルーフのマスカラやアイライナーが服についたときは、オイルフリーのアイメイクリムーバーを使うと簡単に落とすことができる」と米メディアthe strategistにコメント。オイルが入ったメイクリムーバーは、汚れを悪化させてしまうので使わないように要注意。

 さらに絶対に失敗しないテクニックとしてシャラは、まつ毛の毛流れを整えるスクリューブラシを取り入れる方法をオススメ。スクリューブラシにアイメイクリムーバーをつけ、汚れた部分にあてながら10秒間ほど小さく動かすと、汚れを広げずに落とせるという。自宅にスクリューブラシがある人は、このテクニックを覚えておいて。

口紅にはアルコール消毒液

 衣服についたメイク汚れのなかでもとくに目立つのが、口紅。これを落とすのは、消毒用のアルコール。

画像: 口紅にはアルコール消毒液

 ニューヨークのコインランドリー「Celsious」の創設者であるテレサウィリアムズは、「口紅が服についてしまったときは、アルコールを染み込ませたティッシュやタオルでふき取ることで汚れを浮かすことができる」と説明。ほかにもウォータープルーフ以外のメイク汚れであれば、アルコールで落とせることが多いそう。

 消毒用のアルコールを持ち歩いているという人も多いと思うので、外出時の応急処置として役立つテクニック。

アイシャドウにはクレンジングシート

 次に紹介するのは、アイシャドウなどパウダー状のメイクが服についてしまったときの落とし方。服だけでなく枕やソファーについてしまったときにもオススメ。

画像: アイシャドウにはクレンジングシート

 メイクアップアーティストのメリッサ・ベディによると、パウダーアイシャドウを落とすにはクレンジングシートを使うとキレイに落とすことができるという。このとき決してこすらず、軽く叩いて汚れを浮かすように意識するのがポイント。クレンジングシートがない場合は、メイク落としを染み込ませたコットンで代用してもOK。

ファンデーションにはシェービングクリーム

 衣服の襟元にすぐについてしまいがちなファンデーションやコンシーラーを落とすテクニックを教えてくれるのは、ニューヨークを拠点とするルーム清掃会社「Wizard of Homes」のオーナーであるカディ・ドゥルデ。

画像: ファンデーションにはシェービングクリーム

 カディは、「ファンデーションの汚れを落とすために色々な方法を試したけれど、最高の製品はシェービングクリームだと発見した」と明かし、メリッサもそれに同意。シェービングクリームを使うと、時間が経って染み込んでしまったファンデーションの汚れも落とすことができるという。

 でもシェービングクリームが自宅にないという人も多いはず。そんな人はシャンプーを使って指や歯ブラシで優しくこすると汚れが落ちやすいと話すカディ。このテクニックである程度汚れが落ちたら、あとはいつもどおり洗濯を行なって。

 どんなメイク汚れでも共通して大切だと言えるのは、放置せずなるべくはやく落とすこと。もしものときのために、プロが明かした4つのテクニックを覚えてみては。(フロントロウ編集部)

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