チミチャンガとは?
「チミチャンガ」は、アメリカ南西部やメキシコ北西部の地域が発祥の地とされる料理で、日本でもお馴染みの「トルティーヤ」という薄焼きの生地でチーズやライス、肉を包み込んだ“ブリトー”を大胆に丸揚げしたもの。
映画『デッドプール』の主人公デッドプールは大のメキシコ料理好きで、特に「チミチャンガ」はその発音が独特であるがゆえに大変お気に入り。とっておきの戦闘の前には「チミチャンガの時間だ!」というセリフが飛び出すほど。
普通のブリトーでさえ美味しいというのに、それを丸ごと揚げたチミチャンガはまさに絶品。けれども、気になるのはそのカロリー。デッドプールのように引き締まった肉体であれば食べるのは問題ないかもしれないけれど、頻繁に食べるのは気が引ける…。
そんなあなたに、一口で食べられるちっちゃくてカワイイ、ミニサイズのチミチャンガの作り方をご紹介。
ひと口チミチャンガのレシピ
マーベルの公式サイトで紹介されているひと口チミチャンガの材料は以下の通り。
・スーパーで売っているトルティーヤ、適量
・チェダーチーズ1カップ(柵状にすり下ろされたもの。シュレッドチーズ)
・豆の水煮缶を水切りしたもの1/2カップ
・白米1カップ(炊いたもの)
・ほぐしたチキン1カップ
・小麦粉(できれば中力粉)1/4カップ
・水1/4カップ
・揚げる用に使う油、適量
・塩、適量
・温めたエンチラーダソース(市販のもの。適量)
・サワークリーム(もしくは、クレマ。適量)
・オリーブ(飾り付け用、適量)
1、トルティーヤを用意し(冷凍の場合は解凍しておく)、直径10センチくらいのセルクル型で型抜きする。または、直径10センチくらいの円形にくり抜く。
2、ボウルに水と小麦粉を入れかき混ぜる。
3、外側の境界を約1センチ残して、中央に豆、白米、チキン、チーズなどを置く。具材を乗せすぎないのがポイント。
4、具材を置いていない部分を折りたたむようにして、しっかりと包む。形のイメージは「春巻き」。トルティーヤをくっつける時に、2で作った液体を使う。
5、フライパンに、約2センチくらいの深さになるように油を注ぎ中火で加熱。
6、チミチャンガをゆっくり油に投入。油をスプーンやレードルでかけたり、ひっくり返したりしながら、全体が黄金色になるまで揚げる。油跳ねに注意。
7、揚がったチミチャンガをキッチンペーパーなどを敷いた器(バスケット)に盛り付け、塩で味を調整。
8、エンチラーダソースとサワークリームを盛り付け、オリーブを散らす。
日本では馴染みのない「チミチャンガ」だけれど、その作り方はかなりシンプル。小さいから、カロリーも抑えながらデッドプールが大好きな料理を楽しむことができるので、おうちで作ってみては?(フロントロウ編集部)