プロは部屋の香りをどう選ぶ?
自宅で過ごす時間にリラックス効果をもたらしてくれるアロマキャンドルやルームフレグランスの香り。そんな部屋の香りについて、お気に入りの匂いを選ぶのも良いけれど、プロたちによると部屋ごとに合わせた香りの選び方をすると日常がグレードアップするという。
イギリスのホームフレグランスブランド「The Eclectic Lifestyle Company」でブランドマネージャーを務めるレイチェル・パーカーは、「香りには、ムードや雰囲気を変える働きがあるため、テーマや用途によって香りを使い分けると心地よく過ごせるようになる」と米メディアByrdieでコメント。
気分や部屋に合わせたアロマキャンドルやルームフレグランスの選び方をご紹介。
やる気をアップさせるにはペパーミントやレモングラス
レイチェルによると、仕事や勉強に集中したいときなど、やる気をアップする空間づくりには、ペパーミントやレモングラスの香りがぴったりだという。どちらもリフレッシュ効果もあるので、気分を変えたいときにもオススメ。
のんびりしたいときは、ラベンダーやサンダルウッド
1日の疲れを癒したいときの香り選びについてレイチェルは、「ラベンダーやサンダルウッドなどの香りは、気分を穏やかに導いてくれる」と話し、高まった気分を落ち着けてリラックスできると説明。ラベンダーとサンダルウッドには安眠を助ける効果もあるので、寝室のルームフレグランスにも最適。
洗面所をさわやかに演出するならマリンや森林の香り
部屋の中でも洗面所は、空気がこもったり温度が高くなりがち。そんな洗面所に合った香りについて、多くのセレブも愛用するフレグランスブランド「Jo Malone London」でフレグランス&ライフスタイルエキスパートとして活躍するエマ・サウスが勧めたのは、海や潮風をイメージしたマリンっぽい香りや樹木や森林を思わせるウッディな香り。
エマによると、マリン系やウッディ系の香りは洗面所のもやっとした空気をさわやかに変えてくれるという。
キッチンやトイレなど香りを消したいときは柑橘類
エマによるとリフレッシュやリラックスだけでなく、不快な香りをカモフラージュするのに効果的な香りもあるという。
生活しているとどうしても発生してしまうイヤな匂い。これについてエマは、「生ゴミを捨てるキッチン周りなど不快な匂いが気になる場所には、ネロリやグレープフルーツなどの柑橘系の香りを選ぶようにしてみて」とアドバイス。キッチンだけでなく、トイレなど香りを消したいところには柑橘系の香りを選ぶと快適に過ごせそう。
気分や空間ごとに香りを変えることで、モチベーションが向上したり、気分が切り替えやすくなったりと、おうち時間のクオリティが上がりそう。香りのプロのオススメを参考に、アロマキャンドルやルームフレグランスを選んでみては。(フロントロウ編集部)