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近未来SF映画『ターミネーター』シリーズでアンドロイドのT-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーは、2009年に公開された『ターミネーター4』をお気に召していないよう。(フロントロウ編集部)

ジェームズ・キャメロン監督の名作SF『ターミネーター』

 映画『ターミネーター』は、未来で繰り広げられる人類と機械との果てしない闘いを描いたSF大作。1984年にジェームズ・キャメロン監督によって生み出され、シリーズは全6作品公開されている。アーノルド・シュワルツェネッガーはシリーズを通して「ターミネーター」と呼ばれるアンドロイドの“T-800”を演じ、爆発的な人気を呼んだ。

画像: ©︎ORION PICTURES

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 しかし本シリーズの3番目から5番目にあたる3作品、『ターミネーター3』、『ターミネーター4』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』には、ジェームズ監督のクレジットはない。これは、彼が『ターミネーター』の制作時、脚本の権利をわずか1ドルで売り払ってしまったため。

 米著作権法により脚本の権利がジェームズ監督に戻ってきた2019年には、1991年に公開された『ターミネーター2』の“正統な”続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』が公開され、再び注目の的に。そのため、ジェームズがクレジットに記載されていないシリーズの3番目から5番目で起こったことは、「なかったこと」にされてしまったのではないかと、関係者やファンの間では言われている。

 そんな3番目から5番目の、4番目の作品である『ターミネーター4』にはシリーズの顔ともいえるT-800役のアーノルドは出演していない。その理由は、アーノルドが当時務めていた米カリフォルニア州の州知事という重要な仕事が忙しかったから。しかし、彼自身は『ターミネーター4』に出演しなかったことを悔やんでいないそう。

アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター4』を酷評

 映画『ターミネーター4』は、映画『チャーリーズ・エンジェル』やドラマ『スーパーナチュラル』のマックG監督による作品で、クリスチャン・ベールやアントン・イェルチンなどの人気俳優が出演した。本作は、アーノルドが出演していない唯一の作品。

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 2015年、朝の情報番組『Good Morning America』に出演したアーノルドは、『ターミネーター』シリーズのどの作品が好きかを聞かれ、「それは本当に言えない」「これまで出演した作品は全て個性があっておもしろかった」と、1番を決めることを避けた。

 しかし、『ターミネーター4』に出演しなかった理由を尋ねられると、「(出演しなかったことを)神に感謝したい」「あれは最悪だ」と大胆に酷評。『ターミネーター4』に出演しなかったのは政治家としての仕事が忙しかったためだけれど、実際に鑑賞した後、本作に出演しなかったことに対しては全く後悔の念を感じなかったよう。

画像: アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター4』を酷評

 ジェームズ監督によると、映画『ターミネーター』シリーズは今後も続いていくということだけれど、『ターミネーター4』を含む、ジェームズのクレジットがない作品の今後の扱いも気になるところ。(フロントロウ編集部)

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