ジョセフィン・スクライバーが7年来恋人との挙式を延期
ランジェリーブランド、ヴィクトリアズ・シークレット(以下、ヴィクシー)の広告塔モデル軍団「ヴィクトリアズ・エンジェルズ」の一員でもある人気モデルのジョセフィン・スクライバーが、新型コロナウイルスの世界的蔓延への懸念から、2020年内に予定していた婚約者のアレクサンダー・デリオンとの挙式をやむなく延期したと米Peopleとのインタビューで語った。
「これまでの人生のなかでずっと待ちわびてきたイベントを延期にしなくちゃならないというのは、とても苦しい決断だった。彼とは何週間も話し合ったし、なんとか予定通り式を行なえないかって色んな可能性を模索したけど、結局、一番大事なのは(式に来てくれる)家族や友だちの安全だから」と、挙式の延期は苦渋の決断だったことを明かしたジョセフィン。
しかし、「今は、家族や友だちが幸せで健康でいてくれるだけでも幸せなこと」、「世界には結婚式の延期なんかより、ずっと最悪な問題に直面している人々がたくさんいる。そんなことで文句を言ったら自己中すぎる」と、新型コロナウイルスの感染拡大がまだまだ予断を許さない状況では、結婚式どころではないと悟ったことを明かした。
「挙式延期」をポジティブにとらえる
ジョセフィンとBOHNES(ボーンズ)のアーティスト名で音楽活動をしているアレクサンダーは、2013年に交際をスタートし、約6年を経て2018年11月に婚約。
ジョセフィンが“人生でやりたい事リスト”の1つに挙げていたという、フィンランドでのオーロラ鑑賞に出かけた際に、アレクサンダーが仕掛けた幻想的でロマンチックなプロポーズの模様を公開した写真には、2人のファンたちだけでなく、ヴィクシー・エンジェルズのメンバーやモデル仲間からも祝福のメッセージが押し寄せた。
ジョセフィンは、結婚式を開催する予定だった日程は明かしていないものの、準備はほとんど完了しており、あとは式を開くだけという状態のところまで来ていたそう。
新型コロナウイルスの影響で、肝心なウェディングドレスの製作がストップしてしまい、予定していた日までには間に合わない可能性もあったそうで、それも挙式を延期する1つの要因となったが、逆に延期となったことで、心の余裕が持てるとポジティブにとらえているという。
「今頃、私と同じたくさんのプレ花嫁が、似たような悩みを抱えていると思う。彼女たちに、ものすごく共感してる!」と新型コロナウイルスの影響で結婚式の予定に変更が生じたり、中止を余儀なくされてしまった花嫁たちの心情を察したジョセフィン。
アレクサンダーとの晴れの日について「マジカルなものになるはず」と明かした彼女は、「私たちはもう長く一緒にいて、気持ち的にはもう結婚してるようなものだから、あともう1年くらい結婚式を挙げるのを待ったって大丈夫。“結婚する”ということよりも私たちの愛を、私たちが一番大切に思っている人たちに一緒に祝福してもらうってことのほうが大事」と結婚式の本当の意義を見つめ直したことも明かしている。
最近では、裁判所などでの簡易的な結婚式で済ませたり、新型コロナウイルス禍では、ウェブ会議アプリのZoom(ズーム)を活用したリモート結婚式なども流行しているけれど、あくまでも、家族や友だちが一堂に会して、みんなで喜びを分かちわうことを重視しているジョセフィンとアレクサンダーは、1年ほど日程を延期するという方法で折り合いをつけたよう。
コロナ禍で挙式日程の変更を余儀なくされたセレブたち
ジョセフィンとアレクサンダーのように、新型コロナウイルスの影響により、挙式の延期を決断したセレブカップルはたくさん。
シンガーのケイティ・ぺリーと映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の俳優のオーランド・ブルームは、予定していた日本での結婚式を延期。
映画『ラ・ラ・ランド』の俳優エマ・ストーンも婚約者でディレクター兼映画監督のデイヴ・マッカリーと予定していた結婚式を延期したと報じられている。
そのほかにも、シンガーのジェニファー・ロペスと元メジャーリーガーのアレックス・ロドリゲス、イギリス王室のベアトリス王女と婚約者で実業家のエドアルド・マペッリ・モッツィ、キャサリン妃の弟のジェームズ・ミドルトンと婚約者のアリジー・テヴェネット、ドラマ『モダン・ファミリー』の俳優サラ・ハイランドとリアリティ番組『バチェロレッテ』の出演者ウェルズ・アダムスも挙式日程を変更したことが伝えられている。
(フロントロウ編集部)