プロフィール
1 1994年4月12日生まれのおひつじ座。
2 アメリカ・ニューヨーク州ブロンクス生まれ、アイルランド育ちの二重国籍。
3 両親は苦労人で、1980年代に深刻化していた北アイルランド紛争の際に避難してアメリカに不法入国。アイルランド人の不法移民として生活は貧しく、厳しい生活環境を強いられていた。シアーシャが3歳の時、家族でアイルランドに帰国。
4 父親のポール・ローナンも俳優。
5 「シアーシャ(Saoirse)」という名前に込められた意味は「自由」。
6 身長は168センチ。
7 犬が大好きで、小さい頃はサッシーという名のボーダーコリーを飼っていた。現在は実家でフランという名のテリア犬を飼っており、シアーシャ・ローナンの母はフランを2人目の娘だと、シアーシャ・ローナンはフランを妹だと思っている。米トーク番組『エレンの部屋』に出演した際は、犬の賢さについて語っていた。
8 人生初めての海外旅行は、フロリダ。映画『シュレック2』の登場人物のモノマネ企画に幼い頃に応募し、クッキーマンのモノマネで優勝してフロリダ旅行を手に入れた。
俳優業
9 デビューは9歳で、アイルランドのテレビ番組。13歳だった2007年に『I Could Never Be Your Woman』で長編映画デビュー。
10 映画『ハリー・ポッター』のルーナのオーディションを受けたものの、残念ながら落選。
11 13歳だった2007年に助演を務めた映画『つぐない』で初のアカデミー賞にノミネート。その後、2015年公開の映画『ブルックリン』で主演女優賞に、3度目は2017年公開の『レディ・バード』で主演女優賞に、4度目は2019年公開の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で主演女優賞にノミネート。2020年の時点で、史上2番目に若くしてアカデミー賞に4回ノミネートされた女優となった。
12 映画『レディ・バード』ではアメリカの高校生を演じたが、幼い頃から俳優として活躍していたシアーシャ・ローナンは実際の高校生活について知らなかった。そのため演技の参考にしたのはドラマ『サブリナ』と『セイヴド・バイ・ザ・ベル』だった。
13 マーゴット・ロビーとW主演を務めた2018年公開の映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』では役のためにフランス語を習得。
14 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』への出演が決まったきっかけは、映画の制作の計画を聞きつけたシアーシャ・ローナン自身が監督にお願いしたから。お願いというより、「私がジョーを演じますから」という言わば“報告”のような形だったそうで、「オッケー、検討する」と返した監督からは約1週間後に起用の連絡がきたという。
15 撮影期間が長いため他の作品に出るチャンスを失うかもしれないという理由で、いくつかの大役をスルーした。例えば、MCUのヒーローであるスカーレット・ウィッチや、映画『ホビット』シリーズのエルフ、『スター・ウォーズ』のキャラクターなど。
16 役づくりをするときは、まずはその役の英語のなまりを決めるところから始まる。ちなみに本人はアメリカ生まれだけれど、幼少期にアイルランドに移住したためアイルランドなまり。
17 演じるキャラクター選びには妥協しない。彼女が演じたい役は、多才で、面白みがあり、賢いキャラクターまたは、賢く書かれているキャラクター。
性格
18 出演映画についてエゴサしないし、レビューも見ない主義。
19 幼い頃から実は演技より監督業に憧れが強く、いつか監督になりたい。
20 映画『つぐない』のころから、自分が出た作品を見返さないことにしている。『つぐない』の撮影現場では毎週シーンを見返すカルチャーがあったものの、監督のジョー・ライトはシアーシャが自由に演じられるようにと、シアーシャの参加を禁じたそう。それ以来シアーシャはこの教えを守っているという。
21 マイノリティや弱者の権利活動に積極的に参加している。2018年には52人の女性がフェミニストの意味を綴ったエッセイ集『Feminists Don't Wear Pink & other lies』に寄稿し、2015年に母国アイルランドで同性婚の是非を問う国民投票が行なわれた時には支持運動を応援して合法化の手助けをした。さらにアイルランドの子ども虐待防止協会の大使を務めている。
プライベート
22 外出する時は目立たないように変装する。パーティーに行くよりは家で歴史書を読んだり、編み物をしたり、料理をしたり、水泳やサーフィンをするのが好き。
23 メアリー・スチュアート役を演じた2018年の主演映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』で夫役を務めたジャック・ロウデンと手つなぎデートする姿が2020年にパパラッチされて交際報道がでた。現在の彼氏だと思われているものの、2人は交際についての質問には一切答えていない。
その他
24 エド・シーランの楽曲「ゴールウェイ・ガール(Galway Girl)」のMVに出演している。共演後エドはシアーシャ・ローナンに頼み、彼女直筆のタイトルを腕のタトゥーに加えたが、シアーシャは「Girl(女の子)」と書くところを「Grill(焼肉)」とわざとスペルミスするという勇気あるイタズラを行なった。エドはそのタトゥーをあえて消していないそう。
25 『レディ・バード』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで共演したティモシー・シャラメとは親友で、シアーシャ・ローナンはティモシーを「ポニー」というニックネームで呼んでいる。
輝かしい成績を収め、いつもキラキラしているシアーシャ・ローナン。実は様々な困難を乗り越え、人を助けながら成長するとても魅力的な女性。ぜひ、彼女の出演作をご覧あれ。(フロントロウ編集部)
Source : This Morning、Vogue、BBC News、MiNDFOOD、Popsugar、Empire、Irish Central、SCMP