トム・ホランド宅に“ウィル・スミス”が迷い込む
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホ―ム』などで知られる俳優のトム・ホランドの自宅に1羽のハトが迷い込むというなんともほのぼのとした出来事が起きた。
リビングルームに侵入したハトを室外に追い出そうと、やさしく誘導する様子を収めた動画をインスタグラムストーリーで公開したトムだったが、ハトとのやり取りを実況した映像のなかで、彼がぽつりとつぶやいたジョークが笑いを誘っている。
ハトが室内でくつろいでいるのを発見したトムは、「友人のウィル・スミスがリビングルームに来て一緒に遊んでくれるのは楽しいんだけど…」と、なぜか、ハトを俳優のウィル・スミス呼ばわりして「いいよー、その調子」、「歩いて歩いてー」などと声をかけながら、そっと後を追い、最後には「自由になれよ~!」と、窓の外へと送り出した。
「共演作」にちなんだおふざけ
トムがハトをウィルと称したのは、2人が声の共演を果たしたアニメ映画『スパイinデンジャー』の設定にちなんだジョーク。
同作は、ウィルが声を担当した世界最強かつスタイリッシュなスパイが、ひょんなことからハトに変身してしまうも、トムが声を演じた若き発明家と協力して“超インポッシブルなミッション”に挑むというストーリー。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、残念ながら、日本では5月に予定されていた劇場公開が中止となってしまったが、アメリカでは2019年のクリスマスに合わせて公開。初週末興行収入1335万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場5位となる好成績を記録したほか、トムとウィルが演じるキャラクターたちのコミカルな掛け合いが評判となった。
ハトをウィルに見立てて、ちょっとした寸劇を演じてみせたトム。トムはこの動画にウィルのインスタグラムアカウントをタグ付けしてウィルにアピールしていたけれど、今のところ、ウィルからの反応はない。しかし、こんな恰好のネタを冗談好きのウィルがスルーするとは思えないので、近日中に何かしらアンサー投稿があるかも?
トムとウィルのほかにも、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネビュラ役で知られるカレン・ギランや映画『ソーシャル・ネットワーク』のラシダ・ジョーンズ、ドラマ『HEROES』のマシ・オカ、人気DJのDJキャレドといった個性豊かな面々が英語版の声優を務めた『スパイinデンジャー』は、2020年内にディズニー公式動画配信サービスにて配信予定。(フロントロウ編集部)