アイシャドウパレット、持て余してない?
季節が変わるにつれて気になってくる新作のアイシャドウ。なかでも何種類もの質感、カラーがひとつになった「アイシャドウパレット」は、何通りものアイメイクが楽しめるお得なコスメ。

そんなアイシャドウパレットの唯一のウィークポイントが、使う回数が少ないアイシャドウ、いわゆる“捨て色”が残りやすいこと。せっかくキュートなアイシャドウパレットを買ったのに、すべての色を使わないのは、なんだかもったいない!
そこで、メイクアップアーティストのジリアン・デンプシーが、アイシャドウパレットを最大限に活用するコツを米メディアAllureで紹介。いままで捨て色の使い方がわからず持て余していたという人は、ぜひチェックしてみて。
コツ1.色をトーンダウンさせる
アイシャドウの捨て色としてよくあげられるのが、普段使いしにくいカラフルな色。そのまま使うと色の主張が強すぎて、ほとんど使わないという人も多いのでは?

そんなカラフルなアイシャドウを上手に使いこなすコツは、アイシャドウのトーンを下げること。どのパレットにもある中間色(ミディアムカラー)と塗り重ねることで発色がマイルドになり、ナチュラルな印象に仕上がるとジリアンは言う。
コツ2.別のコスメの代用として使う
もうひとつの方法が、捨て色をアイライナーやハイライトの代わりに使うテクニック。明るすぎて残りがちなホワイト系のアイシャドウは、頬の高いところや鼻筋に塗ってハイライトの代わりに活用。
暗すぎるブラックやダークブラウン系のアイシャドウは、目のキワに塗ってアイライナーにしたり、パウダーアイブロウとして活用するのも良し。

赤やピンク、オレンジなどの暖色系アイシャドウは、チークとして活用するのがオススメ。ただし、そのままつけると発色が良すぎるため、一度手の甲で余分な粉を落としてから肌にのせてみて。
使いやすいパレットの見分け方
ジリアンは「“お気に入りの1色”のためにアイシャドウパレットを買うのは、あまりコスパが良いとは言えないね」と話し、アイシャドウパレットを選ぶときは、必ず「色」と「質感」がバランスよく配置されているものを選ぶようアドバイス。

また、ブルーやグリーンなどの寒色系アイシャドウパレットは扱いが難しいため、肌なじみの良いブラウンやベージュ系を選んだほうが失敗しづらいともつけ加えた。
アイシャドウパレットを最大限に活用するプロのテクニック。上手に“捨て色”をなくして思いっきりメイクを楽しんでみて。(フロントロウ編集部)