自宅軟禁中のテカシ・シックスナインが、黒人男性のジョージ・フロイドが白人の警察官に殺害された事件をきっかけに、全米で人種差別に抗議する運動が起こっていることに言及。フロイド氏を追悼した上で、自分は警察に対して否定的なことを言えない身だと語った。(フロントロウ編集部)

全米で人種差別に抗議する運動

 アメリカでは現在、ミネソタ州ミネアポリスで白人の警察官に首元を押さえつけられた黒人男性のジョージ・フロイドが死亡した事件で、人種差別に抗議し、警官たちに厳重な処罰を求める国民たちが全米各地で抗議活動を行なっているほか、多くのセレブたちがSNSなどを通じて抗議を行なっている。

画像: 全米で人種差別に抗議する運動

 事件についてはその後、ミネアポリス当局が現地時間の5月29日、フロイド氏を死に至らしめ、その後、懲戒解雇となっていた元警察官のうちの1人であるデレク・ショービン容疑者を逮捕。第3級殺人などの罪で訴追した。さらに、フロイド氏の死に関与したとされる3人の警察官も訴追されるとの見通しを示しているものの、アメリカの一部の州で抗議デモの参加者が暴徒化し、逮捕者が出るなど、依然として緊迫した状況が続いている。

自宅軟禁中のテカシが事件に言及

 そんななか、今回ラッパーのテカシ・シックスナインが一連の出来事に言及。テカシは「ジョージ・フロイドよ、安らかに。俺たちは重要だ(WE MATTER)!#人種差別を終わらせよう」というメッセージと共にメッセージ動画を自身のインスタグラムに投稿して、「この動画でまず言いたいのは、世界中で何が起きているのかを見ているということ。暴挙も見ているし、混沌とした状況も見ている」とファンに語りかけた。

 「みんな俺が置かれている状況のことは知っていると思うけど、俺はまだ自由の身じゃないんだ。家にはいるけど、監視下に置かれてる」とテカシ。2018年11月、所持していた銃による発砲や恐喝、さらにギャング関連の麻薬取引や武装強盗に関与していた容疑で逮捕され、殺人の共謀を含む複数の罪で懲役2年の判決を下されていたテカシは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、当初予定されていた2020年末よりも半年以上早い4月頭に出所。GPSによる警察の監視のもとで、現在は隔離された環境で服役期間を送っている。

画像: 自宅軟禁中のテカシが事件に言及

 先日、自身のカムバックシングル「グーバ(Gooba)」が全米シングルチャートでアリアナ・グランデとジャスティン・ビーバーのチャリティ・コラボ曲「スタック・ウィズ・ユー(Stuck with U)」に敗れた際、アリアナとジャスティンに対して「チャート1位を金で買った」と主張するなど、歯に衣着せぬ大胆な発言をよくすることで知られているテカシだけれど、あくまでも現在は警察の監視下に置かれているため、特定の話題に対しては言葉を選んで発言しなければいけないよう。

 多くの著名人たちがフロイド氏を殺害した警察に対して抗議の声をあげているなかでも、テカシは警察に対して否定的なことを言うことはできないようで、「いくつかの話題について話すことはできないんだけど、フロイド家の方々に心からのお悔やみを申し上げたい」とテカシ。

 「残念ながら、こういうことが起きている時に、俺が置かれている今の状況では、特定の話題について話すことができなくて、共に結束しようと言うのが精一杯なんだ。俺たちがこれまでそうしてきたようにね」と、仮出所中の条件に反してしまうために警察に対して悪いことを言うことはできないとしつつも、警察に対して思うことがあると示唆したテカシは、「改めて、深い哀悼の意を送りたい」とフロイド氏を追悼した上で、動画を締めくくった。

 テカシが投稿した動画はこちら。

(フロントロウ編集部)

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