元ディズニー・チャンネル・スターのダヴ・キャメロンが、人種差別撤廃を訴えて平和的な抗議活動に参加。その際、実際に経験した警察の行き過ぎた対応に苦言を呈した。(フロントロウ編集部)

ダヴ・キャメロンが平和抗議活動に参加&警察の対応に疑問

 黒人男性のジョージ・フロイドが白人の元警察官(※)デレク・ショービン容疑者に殺害された事件をうけて、黒人に対する暴力や差別の撤廃を訴える抗議運動「Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)」がこれまで以上に活発化するなか、ディズニー・チャンネルのドラマ『うわさのツインズ リブとマディ』や同チャンネルのオリジナル映画『ディセンダント』シリーズでブレイクした俳優兼シンガーのダヴ・キャメロンが、恋人で俳優のトーマス・ドハーティとともに“平和的な抗議活動”に参加したことを自身のツイッターで報告すると同時に、そこで実際に経験した警察の行き過ぎた対応に憤りを見せた。
※事件後に懲戒免職となり、第3級殺人と第2級故殺の疑いで逮捕・起訴された。

画像: 元ディズニー・チャンネル・スターのダヴ・キャメロン。

元ディズニー・チャンネル・スターのダヴ・キャメロン。

 「平和的な抗議活動からちょうど戻ってきたところ。みんなで水やお菓子を分け合ったり、笑顔で声を上げたり、たくさんの情熱と愛であふれてた。にもかかわらず、警察は私たちを壁で覆われた駐車場へと追い詰め、すべての道を封鎖して、催涙ガスを撒き散らした。私たちはその場から動くことができず、大勢の人たちがフェンスを倒して脱出せざるを得なかった」と、自身のツイッターで明かしたダヴは、その後、複数のツイートを投稿して具体的に何があったのかを説明。

 以下、ダヴのツイートの内容を訳したもの。

 「平和的に抗議する権利は、私たちの法制度によって認められた人権よ。アメリカ合衆国憲法修正第1条で定められた権利のはず。それとも、今は特定の修正箇条しか通用しないの?平和的な抗議活動で人々を封じ込めたり、ゴム弾を発砲したり、催涙ガスを撒き散らしたりする必要がある?」


 「(自分が参加した抗議活動では)催涙ガスを撒き散らす必要性はまったくなかった。愛を持って書いたプラカードを掲げて、良い雰囲気のなか、静かに歩道を歩いて家へ帰る途中だった。なのに、(警察は)道の両端をふさいで、有刺鉄線で囲まれた駐車場へと私たちを誘導した。何の理由もなく、身動きを取れないようにされたの。なんなら参加者の半数以上が(プラカードや武器ではなく)手に花束を持っていたのに」


 「私たちは(催涙ガスによる)被害にはあっていない。でも、車に乗って私たちの行進に参加していた人たちの多くは、さっき話に挙がった駐車場に車を置き去りにせざるを得なかった。それにたくさんの人たちが逮捕された。幸い、私たちとその近くにいた人たちは催涙ガスを浴びることはなかった。でも、過剰すぎる対応に精神的に傷ついたわ。(警察の対応は)あまりにも馬鹿げてるし、不必要なものだった」


 「封じ込められたせいで、大勢の人たちが走って逃げて、バラバラになっちゃったの。だから、あの後、みんなの身に何が起きたのかはわからない。でも、その時点でまだ私たちの周りにはたくさんの人たちが残ってた。ただ、最終的に催涙ガスを避けるために、私たちも出口まで走って逃げるはめになったけど。多分、みんな無事だと思う。というか、全員、無事であってほしい。なんだか心がずっしりと重い。誰も間違ったことはしていなかったのに」

 実際に抗議活動の枠をはみ出して、一部の群衆が暴徒化したり、略奪行為や破壊行為といった犯罪に手を染めたりしていることも事実だが、ダヴのように法に触れることなく平和的に抗議活動を行なっている人たちが大勢いることもまた事実。今、警察がそういった「平和的な抗議活動」を行なう人たちに対しても、ゴム弾や催涙ガスを使って制圧するなど、過剰な措置を取っていることに批判の声が集まっている。

画像: ダヴと恋人のトーマス・ドハーティ。

ダヴと恋人のトーマス・ドハーティ。

 ちなみに、ダヴと抗議活動に参加したトーマスは、自身のツイッターに「今日、ロサンゼルスで平和的な抗議活動に参加した。警察が平和的に活動する群衆を追い詰めて、ゴム弾と催涙ガスを発射し始めたんだ。何より悲しかったのは、黒人の人たちがパニック状態になりながら、有刺鉄線を必死に乗り越えようとする姿を、白人の人たちが落ち着いた様子で眺めていたこと」と投稿し、抗議活動の場でも白人と黒人で差があることを皮肉った。

(フロントロウ編集部)

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