『ウォーキング・デッド』の公式SNSアカウントがBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)支持を表明する投稿をしたところ、フォロワーが大減少するという出来事が発生した。(フロントロウ編集部)

『ウォーキング・デッド』が声をあげる

 非武装の黒人が白人警官によって殺害される事件が立て続けに発生し、アメリカ全土で大規模な抗議デモが発生している。黒人の命にも価値があるという意味のBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)が叫ばれ、多くの著名人も声をあげている。

 そんななか、ドラマの公式SNSアカウントがBlack Lives Matterへの支持を表明したドラマが支持を表明するのは比較的珍しいが、その行動をとったドラマとは、今年で放送10周年と迎えた大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』。

画像: ⓒThe Walking Dead/Twitter

ⓒThe Walking Dead/Twitter

『ウォーキング・デッド』の公式アカウントは黒人コミュニティへの支持を表し、SNSアカウントのアイコンやヘッダーも真っ黒にしている。

『ウォーキング・デッド』の意志

 多くの俳優やシンガー、はたまた製品ブランドやテレビ局がBlack LivesMatterに関するコメントを出しているけれど、番組そのもののSNSアカウントがコメントをするのは珍しい。そんななか行動に出た彼らのもとには、ドラマについてだけ投稿しろというようなコメントも来ていたが、こう返信していた。

「特定の人種の人々が、構造的な変化もなしに、何世代にもわたって首に膝を押さえつけられるような抑圧を感じているという時には、それはすべての人々の責任でしょう。とくに大きなプラットフォームを持っている人々は、抵抗し、正しいことのために立ち上がらなくてはいけない」

フォロワーが減っても余裕なTWD

 『ウォーキング・デッド』といえば、その登場キャラクターは多く、黒人キャラクターも登場してきた。もし同作のファンであれば、ドラマを通してその多様性も目にしてきたはずだけれど、残念なことに公式アカウントがBlack Lives Matterについて投稿した後、フォロワー数がかなり減ることとなった。それについて、公式アカウントはこう呟いている。

「BLMについての投稿をしたら、かなりの数のフォロワーが減ったようだ。去っていった人たちがこの重要な人種問題について自分自身をきちんと教育し、黒人の仲間たちとともに立つことを学んでくれると良いのだけれど。TWDファミリーは、その多様性に誇りを持っています。そしてもし君が、それが理由で去っていくならしょうがないね」

 『ウォーキング・デッド』のポジティブで芯の通ったこのツイートには、キャストたちも反応。コニー役のローレン・リドロフやケリー役のエンジェル・セオリーが絵文字で反応し、オスカー役ヴィンセント・M・ワードはドラマのファンの反応に驚いた様子で、「待って、何?ワォ!僕たちは君たちを楽しませる時にだけ、君たちからサポートしてもらえて、世界で深刻なことが起こっている時にはサポートしてもらえないなんてすごくガッカリだな」とコメントした。

キャストたちも行動を起こす

 ミショーン役のダナイ・グリラは、Black Lives Matterについてコメントしたアメリカ前大統領バラク・オバマ氏の言葉を引用し、その行動に感謝を示した。また、サシャ役のソネクア・マーティン・グリーンは、政府への呼びかけ方や寄付の方法、また、黒人差別について理解を深めることができる映画や本、音楽を紹介した。

 Tドッグ役のアイアン・シングルトンは、黒人としての自身の辛い過去を振り返り、選挙へ行くよう呼びかけた。また、ダリル役のノーマン・リーダスは、プロテストに参加しているところが目撃されている。

(フロントロウ編集部)

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