適当に塗って、満足してない?
2時間ごとに塗り直しが必要な「日焼け止め」。なんとなく、日焼け止めパウダーやミストスプレーを使ってパパッと塗り直している人も多いと思うけれど、適当に塗っているだけでは、日焼け止めの効果を最大限に引き出せていないかも。

そこで、米ヘアメイク出張サービス「Glamsquad」でアートディレクターを務めるメイクアップアーティストのケリー・バートレットが、肌タイプに合わせた効果的な日焼け止めの塗り直し方法を米メディアCovetureで紹介した。
脂性肌には「日焼け止めパウダー」
脂性肌の人が、日焼け止めを塗り直すときにオススメなのが「日焼け止めパウダー」。

ケリーは「脂性肌とパウダーコスメは、切っても切れない深い関係にあるんだけれど、それは日焼け止めを塗り直すときも同じことが言えるの」と、脂性肌の人にとって日焼け止めパウダーは、UVカット効果を高めてくれるだけでなく、テカリや化粧崩れを抑えてくれる嬉しい効果もあると説明。
日焼け止めを塗り直すコツとして、ケリーは「日焼け止めパウダーを使うときは、まずブラシまたはパフでパウダーを肌に押し込むことが大事。そのあと、余分な粉を払い落とすのがキレイに仕上げるコツ」と明かした。
乾燥肌、混合肌には「日焼け止めミストスプレー」
乾燥肌、混合肌の人が、日焼け止めを塗り直すときにオススメなのが「日焼け止めミストスプレー」。

脂性肌とは異なり、乾燥肌の人がメイク直しをするときは、しっかりと“水分補給”を行なうことが大切。そのため、手軽だからといって日焼け止めパウダーを使うと、余計に肌を乾燥させ、場合によっては粉吹きを引き起こす恐れもあると忠告。
ケリーは「うるおいのある日焼け止めミストスプレーは、乾燥した肌を紫外線から守りながら、水分補給もしてくれる」と、肌を乾燥させないためにも、日焼け止めの塗り直しはミストスプレーを使うのが最適だと話している。

日焼け止めを塗り直すコツとして、ケリーは「必ず顔全体にまんべんなく塗ること。顔の4カ所(左下、左上、右上、右下)を円を描くように1回ずつ、おまけに真ん中に1回スプレーするのがポイントよ」とアドバイスした。
敏感肌には「ノンケミカル」
敏感肌の人は、あまりに多くの製品(日焼け止め、保湿剤、ファンデーションなど)を塗り重ねてしまうと、毛穴つまりやニキビの原因になってしまうことがあるそう。

肌への負担を軽くするためにも、夏のメイクは薄め&軽めに仕上げることが大切。ケリーのオススメは、ファンデーションをスキップして「色付き日焼け止め」だけでベースメイクを仕上げること。
そして、肌タイプに応じて2時間ごとに「ノンケミカル」の日焼け止めパウダーかミストで塗る直すのがベストだと話している。
肌タイプによって塗り直し方法が異なる「日焼け止め」。自分の肌タイプにあった日焼け止めと使い方をマスターして、日焼け知らずの美肌をゲットしてみて。(フロントロウ編集部)