なにかと悩みがちな「マスク着用時」のメイク。そんな湿気や摩擦で崩れやすいメイクを長時間キープしながら、美人見えさせるメイクのコツをプロが伝授。(フロントロウ編集部)

マスク着用時のメイク、どうすればいい?

 新型コロナウイルスの影響によって課された規制が徐々に緩和され、少しずつ日常生活が戻りつつある昨今。しかし、これまでと同様、感染を防ぐために外出の際は「マスクの着用」が推奨されている。

画像: マスク着用時のメイク、どうすればいい?

 そんな長時間のマスク着用が続くと気になってくるのが、「マスクの下のメイク」。すっぴんのままでマスクを着用できれば理想だけれど、仕事や用事などで、どうしてもメイクをする必要がある日もきっとあるはず。

 そこで、メイクアップアーティストのヘレン・フィリップスが、マスクをしていても化粧崩れせずに「マスク美人」に見えるメイクのコツを米メディアReal Simpleで紹介した。

「肌に優しいファンデーション」で、肌をいたわる

 マスクを着用すると、どうしてもファンデーションがマスクに付着したり、ヨレたりすることがある。それを防ぐためにも、ベースメイクはなるべく“薄め”に塗るのが◎。コンシーラーも、目の下のクマや色ムラが気になる部分にのせ、最小限に抑えるのがコツだという。

画像: 「肌に優しいファンデーション」で、肌をいたわる

 ファンデーションについては、肌に優しい「ノンコメドジェニック」を選ぶのがオススメ。

 ヘレンは「マスクしていると、うるおっているようで、実は水分が蒸発して肌が乾燥しやすいの。そして肌が乾燥すると、バリア機能が低下してニキビや肌荒れを起こしやすくなる。だから、ニキビができにくいファンデーションを選ぶことが大切よ」とコメント。

 ほかにも、日焼け止めを配合した「BBクリーム」は、肌に優しく時短メイクにもなるため、とくにマスクを着用する際にオススメのコスメだと話している。

くっきり強調「アイメイク」でメリハリUP

 マスクをすると顔の下半分が隠れてしまうため、顔全体を健康的に見せるためにも、マスク着用時は「目元メイク」に力を入れるのがポイント。

画像: くっきり強調「アイメイク」でメリハリUP

 ただし、マスカラやアイライナーなど「黒」を多用すると、顔色がどんより暗く見えてしまうためNG。その代わり、パープルやピンク、オレンジなど明るくツヤ感のあるアイシャドウを使ってみるのがいいそう。血色感がプラスされて、イキイキとした表情を演出してくれるという。

 さらに、ヘレンは「下まぶたのアイシャドウを、いつもより少し下に塗ってみて。驚くほど目が大きく見えるはずよ」とつけ加えた。

口紅より「色付きリップバーム」で血色感をプラス

 ニューヨークを拠点とする皮膚科医のマーニー・ヌスバウム医師によると、とくに皮膚の薄い唇はマスクの影響を受けやすく、マスクの摩擦や水分不足による乾燥で、気づけばガサガサ唇に。

画像: 口紅より「色付きリップバーム」で血色感をプラス

 そのためマスクを着用する際は、口紅やリキッドルージュよりも「リップバーム」を使うのがオススメ。ヌスバウム医師も「シアバターなどを配合したリップバームは保湿力が高く、マスクをしている間も唇が乾燥しないように保護してくれる」と話し、唇荒れを未然に防いでくれるという。

 もし、すっぴん唇だと少しもの足りないという人は、ほんのり色づく「色付きリップバーム」を使ってみるのもアリ。自然な血色感だから、マスクを外しても顔色が悪く見える心配はなし!

 ほんの少し手間を加えるだけで、メイクの仕上がりがぐっと変わるもの。プロの意見を参考に快適なマスク生活を送ってみて。(フロントロウ編集部)

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