映画『スター・ウォーズ』でルーク・スカイウォーカー役を務めたマーク・ハミルは、自身を“女性化”したファンアートをアップし、喜びのコメントをした。(フロントロウ編集部)

AIで表情を変えるアプリ

 セルフィーを取り込むと、AIが顔面を認識して変化させるアプリ『FaceApp』が流行中。このアプリでは、メイクアップはもちろん、ヘアスタイルの変更や髭、特徴などの追加、老化、若返り、背景の変更など、あらゆる機能を試すことができる。

画像: AIで表情を変えるアプリ

 本アプリの用途は、これまでにやったことのないメイクや髪型、タトゥーなど、未知の自分の発見であったり、AIが計算した様々な年代の自分の顔を作って楽しんだりすること。中でも多くのファンを魅了しているのが、性別変換機能。

 『FaceApp』では、簡単なボタン操作で自身の性別を、男性化、女性化することができる。“ハリウッド調の印象フィルター”という機能を使うことで、生物的な骨格の変化が施され、さらにメイクアップやヘアスタイルの変更をすることで、自分好みの“新しい自分”を作ることができる。

 そんな『FaceApp』を知った映画『スター・ウォーズ』シリーズのマーク・ハミルがとっても嬉しそう。

マーク・ハミル『FaceApp』でウキウキ

 マーク・ハミルは、映画『スター・ウォーズ』でルーク・スカイウォーカーを演じた俳優として知られている、現在68歳の俳優。彼がルークを初めて演じたのは、1977年の26歳の頃。あるファンは、そんなマークの若かりし頃の写真を使って『FaceApp』で理想の女性化写真を作ってアップ。

画像: マーク・ハミル『FaceApp』でウキウキ

 それを見たマークは自らその写真をインスタグラムにアップし、ウキウキのコメントをつけた。

 マークは写真のキャプションに「(ミュージカル)『ガイズ・アンド・ドールズ』の名曲を歌っちゃうよ♪ Luke be a lady tonight-Luke be a lady tonight-Luke, if you've ever been a lady to begin with... Luke be a lady tonight!!」と書き、「ルークは今夜女性になった!」と、思わず歌い出して喜びを表現。

 ちなみに原曲は同ミュージカルの「Luck Be A Lady」という曲。マークは「Luck(運)」の部分を、『スター・ウォーズ』の役名である「Luke(ルーク)」に書き換え、最後に「#I_FeelPretty(プリティな気分)」というハッシュタグを付け加えた。

同じく人気SF作品の主人公も反応

 この『FaceApp』を使ってウキウキしている老俳優がもう1人いる。それは、ドラマ『宇宙大作戦』や映画『スター・トレック』シリーズのウィリアム・シャトナー。

画像: 同じく人気SF作品の主人公も反応

 『スター・トレック』は、海外では『スター・ウォーズ』とならぶSF作品で、1966年の放映開始以来、7本のテレビドラマ、1本のテレビアニメ、13本の劇場版が制作されている。そんな本作で、カーク船長として主人公を長年勤めてきたウィリアムは、現在89歳。

 SNSをバリバリ使いこなす彼はなんと、自ら『FaceApp』で理想の自分を生成。「やったよ!」というコメントともに、可愛い絵文字を4つもつけて自身のツイッターにアップした。

 ウィリアムが自ら女性化した画像をアップしたことにファンは驚き。「今日のインターネットで優勝」や「やだ!素敵!」など、様々なコメントが寄せられた。

 人気の二大SFフランチャイズの主人公たちが『FaceApp』を使って若返った気持ちでワクワクしている姿は、ファンを和ませてくれた。(フロントロウ編集部)

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