マスク着用でもとれない口紅の塗り方
口紅を塗ってマスクを着用すると必ず起こるのが、口紅がマスクについて落ちてしまうこと。では、マスクをしているからリップメイクはいらないかというと、飲食するときなどふとした瞬間に外すことがあり、意外と油断できないもの。
そもそもマスクの着用でほとんど人から見える機会がなくても、気分を上げてくれる口紅をつけたいという人だっているはず。やっぱりメイクには口紅がなくちゃ!
そこで、メイクのプロが教えるマスクをつけても口紅が落ちづらくなる方法をご紹介。
コツ1:唇のケアが口紅を落ちにくくする
口紅を落ちにくくするために大切なのが、唇の状態を整えること。俳優のジェシカ・アルバらセレブのメイクを担当するメイクアップ・アーティストのダニエル・マーティンは、「唇の状態は、口紅の落ちやすさやにじみやすさ、色持ちなどすべてに影響を与える」と米Violetgreyでコメントし、口紅を塗る前にリップクリームで保湿することで落ちにくくなると話した。
ほかにもダニエルは、定期的にリップスクラブをすることもオススメ。唇の表面がガサガサになっていると口紅のノリが悪くなり落ちやすくなるため、スクラブなどで表面がなめらかになるよう心がけて。
コツ2:油分をティッシュオフしてから口紅を塗る
口紅を塗る前には唇を保湿しておきたいけれど、いざ口紅を塗るときに気をつけたいのが、リップクリームの余分な油分をティッシュなどでオフすること。
ダニエルによると、ティッシュオフをせずに口紅を塗ると、唇と口紅の間に余分な油分が残ってしまい、唇と口紅が密着しづらい状態に。そのため口紅が唇の上ですべりやすくなり、マスクについてしまうという。リップクリームのティッシュオフという簡単な行為も、口紅を落ちにくくするためには大切なコツ。
コツ3:セッティングパウダーでコーティング
リップメイクを終えた後に加えたいテクニックは、ベースメイクの仕上げでも使う透明のセッティングパウダーをのせること。
ダニエルは、このセッティングパウダーをふわふわしたブラシで唇にのせるようアドバイス。口紅の上にふんわりとパウダーを重ねることで、「これで唇になにが触れても、全く口紅が動かなくなるよ」と話した。
マスクについてしまうことが多い口紅を落ちにくくするプロのコツは、どれか一つだけを取り入れてもいいけれど、すべて取り入れればその分落ちにくさもアップ。まだまだマスクは必須アイテムとなりそうだから、ぜひプロのワザを試してみて。(フロントロウ編集部)