臨時休園中にディズニーランドのシンボルであるシンデレラ城の改修工事が行われたのだが、改修後の“変わり果てた姿”を見た一部のファンが「大好きなシンデレラ城が…」と絶句している。(フロントロウ編集部)

シンデレラ城の「イメチェン」に賛否

 アメリカのフロリダ州オーランドに広大な敷地を構える世界最大規模のディズニーリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」(以下ディズニーワールド)にあるマジック・キングダム(※)のシンボルとして、パークの中心にそびえ立つシンデレラ城。
※世界各国のディズニーランドの中で、唯一「ディズニーランド」という名称がつけられていないディズニーランドとして知られる。

 ディズニー映画『シンデレラ』の公開70周年を記念して、今春から“ロイヤル・メイクオーバー”と題してそのシンデレラ城の改修工事が行われていたのだが、改修後の姿に賛否両論が巻き起こっている。

画像: ※改修前のシンデレラ城

※改修前のシンデレラ城

 ディズニーワールドは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月半ばから臨時休園しているが、その間も改修工事は行われていたようで、つい先日、城を覆っていた巨大な幕が外され、ようやく改修後の“新・シンデレラ城”の全貌が明らかになった。

 ファンがツイッターにアップした、マジック・キングダムの上空から撮影された新・シンデレラ城の姿がコチラ。

画像1: twitter.com
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 尖塔がより濃いブルーに塗り替えられ、さらにゴールドに装飾された部分が増えたことで、以前にも増してゴージャスな雰囲気を醸している。そして、なんといっても最大の変化は外壁の色。以前は白っぽかった外壁の色がやや光沢のある淡いピンク色に。色だけ見ると、カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドにある『眠れる森の美女』の城にそっくり。

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 じつは、今回のシンデレラ城の“イメチェン”をめぐっては、改修前にディズニーが完成予想図を公開した時からファンのあいだで意見が真っ二つに分かれていた。完成した姿を見て「ピンク色で可愛い」「かなり良い仕上がり」といった好意的な意見がある一方で、やはりシンデレラ城=白という長年のイメージを覆すことは難しかったのか、「私の知ってるシンデレラ城じゃない」「大好きなシンデレラ城が台無しにされた」など、新・シンデレラ城の姿に拒否反応を示す声も多く、ファンが“ピンク色のシンデレラ城”を受け入れるまでまだ時間がかかりそう。 

 ちなみに、ディズニーワールドは、現地時間7月11日にマジック・キングダムとアニマル・キングダム、7月15日にエプコットとハリウッド・スタジオの営業を再開すると発表。新型コロナウイルスの感染リスクを心配する一部の従業員から、臨時休園期間の延長を求める声も上がっているが、今のところ予定通り再オープンする方向で準備が進めれらている。(フロントロウ編集部)

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