梅雨のシーズンに増える「肌トラブル」。なぜ高温多湿な梅雨になると肌荒れしやすいのか、その原因と対処法を海外のプロが紹介。(フロントロウ編集部)

肌トラブルの原因は、過剰な皮脂&乾燥

 梅雨は湿度が高く、ジメジメとした湿気や暑さが続くだけでなく、皮脂や汗で肌がベタついて、おまけにニキビなどの肌荒れも起こしやすいシーズン。

画像: 肌トラブルの原因は、過剰な皮脂&乾燥

 梅雨に肌荒れを起こしやすい原因について、ニューヨークの皮膚科専門医のジョシュア・ザイヒナー医師は「高温多湿の気候は、発汗や過剰な皮脂の分泌を促すため、毛穴が詰まったり菌が繁殖しやすかったりする。そのため、この季節はニキビが好発する傾向がある」と米メディアByrdieで説明。

 加えて、エアコンの除湿など肌の乾燥が進むこともあり、脂っぽい肌に見えていても、実は内側は乾燥している、いわゆる「インナードライ」を引き起こしている可能性もあるという。

肌荒れを予防するスキンケア法

 梅雨は肌がベタつくこともあり、つい保湿ケアを怠ってしまいがちだけれど、実は梅雨でも肌は乾燥するため、しっかり保湿ケアをすることが美肌への第一歩

 一見すると湿気で肌がうるおっているように感じ、保湿は必要ないように思うかもしれないけれど、シカゴの美容外科と皮膚科専門家のオマール・イブラヒム医師は「汗や皮脂は、保湿の代わりにはならない」と米メディアAllureで忠告。肌が脂っぽい場合でも、保湿ケアは必要だと言う。

画像1: 肌荒れを予防するスキンケア法

 ただし、どんな保湿ケアでもいいわけではない。イブラヒム医師は「こっくりした保湿剤は、毛穴の詰まりや炎症、にきびを引き起こす可能性がある」と逆効果になることも。

 そんな夏の保湿ケアのポイントは、油分よりも水分をたっぷりと含んだ、軽やかなつけ心地の保湿剤を選ぶこと。水をベースにしているさっぱりとした「保湿ジェル」や肌荒れに効果的な「サリチル酸」を含む製品を使って保湿ケアを行なうのが良いと、イブラヒム医師は勧めている。

画像2: 肌荒れを予防するスキンケア法

 ほかにも、定期的にクレンジングや角質ケアを行なうのも、肌荒れを予防するに効果的だそう。プロの意見を参考にして、梅雨に負けない明るい美肌をキープしてみて。(フロントロウ編集部)

 

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