アメリカのディズニーワールドで、ゲストの安全と健康を守る「特別な任務」を命じられた人気キャラクターとは?(フロントロウ編集部)

あの人気キャラがゲストの安全を守る

 米フロリダ州オーランドに広大な敷地を構える世界最大規模のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内の屋外ショッピングモール「ディズニー・スプリングス」で、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する銀河帝国軍の機動歩兵ストームトルーパーが、ゲストの安全と健康を守るために“重要な役割”を任されていることがわかった。

画像: あの人気キャラがゲストの安全を守る

 彼らに与えられた特別な任務とは、ゲストがちゃんとソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を確保しているかどうかを監視する“見張り役”。

 テーマパークよりひと足先に営業を再開したディズニー・スプリングスでは、新型コロナウイルスの感染予防対策として、ゲストにマスク着用とソーシャル・ディスタンスの維持を義務付けているが、ルールを無視した行動を取る人や気の緩みからついルールを忘れて距離をつめてしまう人も多い。

 米INSIDERによると、施設内の建造物のバルコニーに2人1組で配備されたストームトルーパーがゲストの行動を監視し、時折「自分の陣地から出るな」「立ち止まるな」と声をかけて、ソーシャル・ディスタンスの確保を促しているとのことで、その様子は下の動画から確認することができる。

 実際に『スター・ウォーズ』シリーズでは、パトロール・ストームトルーパー(通称パトロール・トルーパー)と呼ばれるストームトルーパーの一種が、重要な惑星の都市部や産業地域の取り締まりを行なっていることから、ファンからは「まさに適役」と絶賛されている。

 ちなみに、新型コロナウイルスの累計感染者数が28万人を超えるカリフォルニア州のアナハイムにあるディズニーランドは、テーマパークの運営再開に向けた州のガイドラインの公表がずれ込んだ関係で準備が間に合わず、当初予定していた7月中の再オープンを断念した。

 一方、カリフォルニア州と同様に新型コロナウイルスの累計感染者数が22万人を超過し、さらに現地時間7月7日の新規感染者数も1万人を超えるなど、依然として感染が拡大しているフロリダ州のオーランドにあるディズニーワールドは、当初の計画通り、現地時間7月11日にマジック・キングダムとアニマル・キングダム、7月15日にエプコットとハリウッド・スタジオの営業を再開する。(フロントロウ編集部)

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