感染対策をしても手は抜かない、オリヴィアのこだわりコーデ
細部まで計算された上級コーディネートで知られるファッショニスタのオリヴィア・パレルモ。見事な色の組み合わせや、斬新な着こなしアイディアなど、オリヴィアにしかできないスタイルにはファンも多い。
そんなオリヴィアは、ファッションとの組み合わせが難しいマスクについてもオシャレに工夫。愛犬ミスター・バトラーの散歩のため、ニューヨークの街でしばしば姿が見かけられるオリヴィアは、当初は通常のマスクをつけていた。
でも最近のお気に入りは、だんぜんスカーフスタイル。スカーフをマスクがわりに使ったオリヴィアのコーディネートをチェック。
カーキ×ポップカラーで遊ぶ上級カラースタイル
この日のオリヴィアはブルックリンにお出かけ。カーキのトップスに微妙に色の違うミディスカートを合わせ、ホットピンクのベルト、ターコイズカラーのバッグ、そしてイエローのスカーフとポップなカラーを見事に投入。
足元には、刺しゅうが豪華なAlberta Ferettiのスリッパシューズで、スカーフの柄とバランスを取って。
タートルネックにインしたワザありスタイル
この日のオリヴィアは、カーキとベージュでコーディネート。Monclerのカーキジャケットのインにベージュのニットを選び、Lescarfのスカーフもベージュをチョイス。スカーフを巻いているのに、チャンキーなチェーンネックレスをキレイにのぞかせている。
ネックレスがキレイに見えているのは、スカーフをタートルネックの中にインしているから。ディテールまで計算された、オリヴィアらしいスタイリング。
クリーンな配色にスカーフで差し色を
ネイビー×白のストライプがさわやかなロングスカートに、フリルの袖が印象的な白トップスを合わせたオリヴィア。そんな夏らしい配色に、Lescarfのコーラルカラーのスカーフを差し色。Alberta Ferettiのスリッパシューズに施されたピンクの刺しゅうとさりげなくリンクして。
ちなみにこの日の散歩は、夫のヨハネス・ヒューブルも一緒にお出かけ。オリヴィアと同じくファッションセンスに定評のあるヨハネスもバンダナをマスクがわりに。シンプルな着こなしにセンスが光っている。
気づいた?スカーフ・マスクのトリック
オリヴィアとヨハネスの耳のあたりを見てみると、じつはマスクの白いヒモがのぞいている。2人は、マスクの上にスカーフをかぶせている可能性が高そう。
スカーフを結んで口元を隠すように固定するにはかなり高い位置でぎゅっと結ばなければならないけれど、この方法ならば、襟足あたりでゆるく結べて、スカーフをほどよくたゆませながらも口元を隠せる。そして何より、マスクの何倍も美しい。
マスクというスタイルでも、手を抜かないファッショニスタのこだわり。Withコロナ時代のファッションの参考にしてみては。(フロントロウ編集部)