クリームアイシャドウの魅力を最大限活かす塗り方
アイシャドウといえば、長年パウダータイプのものが主流だったけれど、ツヤ肌メイクの人気もあおりとなって、クリームアイシャドウの人気がぐんぐん高まっている。でもメイクアップアーティストによると、多くの人がクリームアイシャドウの特徴を最大限に生かすことができていないという。
メイクアップアーティストのジェニー・パトキンは、「クリームアイシャドウの特徴であるまぶたに溶け込むようななめらかな仕上がりのためには、ブレンドをするのを忘れないで」と米Huda Beautyでアドバイス。自然でキレイな仕上がりにするためには、しっかりなじませることが大切だという。
でもクリームアイシャドウをキレイにブレンドするには、ちょっとしたコツが必要。メイクのプロが実践しているクリームアイシャドウのブレンド方法をご紹介。
塗る前に体温で温める
まず、まぶたにクリームアイシャドウを塗る前にやっておくべきなのが、クリームアイシャドウをほどよく温めておくこと。
ジェニーが取り入れているのは、指をつかってクリームアイシャドウを数秒間こする方法。そうすることで、体温によってクリームアイシャドウが温まって柔らかくなり、ブレンドしやすくなるという。たった数秒でできるステップだけれど、この数秒がとても大切なのだそう。またジェニーは、指ではなくブラシを使う場合も、数秒間こすって温めてから使うことをオススメ。
素早くブレンドしながら塗る
クリームアイシャドウが温まったらまぶたに塗っていくけれど、このとき注意したいのが、クリームアイシャドウの乾きやすさ。なんとクリームアイシャドウは、完全に乾くまで30秒もかからないことがあるそう。乾いてしまってからブレンドを行なっても汚くなったり逆効果なので、スピードがとにかく大事。
ジェニーは、「クリームアイシャドウをまぶたに塗るときには、指やブラシを左右に素早く動かして30秒以内にブレンドを完了させるようにして」とアドバイス。乾いた上から同じ色を何度も重ねると汚くなってしまうことも多いので、なるべく1回で薄くブレンドすることが、キレイに仕上げるコツだという。
使い慣れたパウダーアイシャドウと違い、少しコツがいるクリームアイシャドウ。仕上がりに差がつくブレンドテクニックで、クリームアイシャドウをマスターしてみて。(フロントロウ編集部)