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アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのピルー湖で遺体となって発見された俳優のナヤ・リヴェラの息子ジョージー君のために、『glee/グリー』クリエイター陣が、ジョージー君が大学に進学する際に必要な資金を提供することを明かした。(フロントロウ編集部)

『glee/グリー』クリエイター陣が動き出す

 大ヒットドラマ『glee/グリー』に出演していた俳優のナヤ・リヴェラは、米現地時間の7月8日にカリフォルニア州ロサンゼルス近郊にあるピルー湖へ4歳の長男ジョージー君と泳ぎに出かけたものの、行方不明に。その後ナヤは、現地警察やレスキュー隊による5日間におよぶ懸命の捜査の末、7月13日に遺体で発見された

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 ナヤが亡くなったことに対しては、『glee/グリー』の共演者だけでなく、モデルのヘイリー・ビーバーやシンガーのケラーニ、そして俳優のヴィオラ・デイヴィスらもそれぞれSNSにメッセージを残した。

 ナヤが33歳という若さで亡くなったという悲痛なニュースは、当然『glee/グリー』の制作陣らにも届いており、ライアン・マーフィーは、共同クリエイターであるブラッド・ファルチャックとイアン・ブレナンの3人で共同声明を発表。

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『glee/グリー』の制作陣である3人は「私たちは友人、ナヤ・リヴェラを亡くしたことに心を痛めています。ナヤが『glee/グリー』のキャストとして選ばれた時、彼女はレギュラーメンバーではなく、パイロット版でも少しの台詞しかありませんでした。しかし、エピソードの1、2を撮影するうちに、幸運にも最も才能がある特別なスターのうちの1人を見つけることができたことと、そんな彼女と一緒に仕事ができることの喜びに気づきました」と、ナヤが演じたサンタナ役がドラマの中心人物になったのは、ナヤの才能と魅力に圧倒されたからこそであることを明かした。

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 そして「ナヤはアデルのマッシュアップや、ヴァレリーやソングバードなどの『glee/グリー』の象徴的なパフォーマンスで、重要な役割を担っていました。しかし、『glee/グリー』における彼女の最大のレガシーはおそらく、親友であり、ガールフレンドで、最終的には妻になった、ヘザー・モリスが演じたブリトニーとの関係において見せたユーモアと人間性です。サンタナとブリトニーは、テレビのネットワークにおいて初めて交際をオープンにしていたレズビアンの高校生で、ナヤは、初めてテレビで自分を重ねられる人を見つけられたと感じていた若い女の子たちにとって、ブリタナ(※ブリトニーとサンタナのカップルネーム)の存在がどんな意味を持つのかをきちんと理解していました。ナヤはいつも、サンタナのブリトニーへの愛情が尊厳、強さ、純粋さを持って表現されているかを気づかいました。そしていつも、サンタナとブリトニーの愛がどれだけ自分たちに影響を与えたかと話してくれた少女たちに心を動かされていました。ナヤが彼女たち、そしてファンに責任を感じていたのは明らかでした」と、ナヤがどれだけ真剣にサンタナ役に挑んでいたかを説明した。

 また、ライアンとブラッドとイアンは、ナヤを本物のプロと明言し、最後に「ナヤは私たちのショーに出演する俳優というだけではなく、私たちの友達でした。私たちの心は、彼女の家族、とくに『glee/グリー』ファミリーやナヤの息子ジョージーの大きな存在だった母親ヨランダにおくります。そして私たち3人は、ナヤが愛した美しい息子ジョージー君のために大学の基金を設立するために動いています」と、ジョージー君が大学へ進学した時のために基金を作っていると綴った。

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 ナヤはこの世を去ってしまったけれど、『glee/グリー』のクリエイター陣はナヤの忘れ形見であるジョージー君をサポートすると発表。『glee/グリー』ファミリーの絆が、また新たな形で示された。(フロントロウ編集部)

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