旅先でのキレイをつくる必需品
旅行の準備でのパッキングでは、何を持って行くかいろいろと悩むけれど、悩みどころのひとつがビューティアイテム。メイクからスキンケアアイテムまで多くのアイテムのなかから、旅先でもメイクも肌も最高のコンディションで楽しむのに欠かせないのはどれ?

セレブを手掛けるメイクのプロが、旅行に行くときでもこれだけは持っていたほうがいいというアイテムを教えてくれた。
肌が乾燥しがちなフライトを乗り切るアイテム
移動中の飛行機内は、その湿度は砂漠級とも入れるほど乾燥しており、肌にとっても過酷な状況。旅先での肌コンディションを整えるためには、機内でのケアは心がけたい。
映画『オーシャンズ8』のオークワフィナなどセレブを手掛けるメイクアップアーティストのキリナ・バティは、NYとLAの両方にクライアントを抱え、アジアやヨーロッパでの撮影に同行することも少なくないそう。そのため必ず持っていくというのが、スリーピンクマスクとスキンミスト。

キリナは、「飛行機に乗るときには肌の保湿と水分補給を忘れないことが大切」と米The Cutでコメント。機内では、洗い流す必要のないスリーピンクマスクを塗ったり、定期的にスキンミストを顔に吹きかけるようにしているそう。
異なる環境での肌トラブルを回避するアイテム
旅先は気温や湿度、水などをはじめ環境がガラリと変わるため、肌トラブルをまねくことも。モデルのロージー・ハンティントン・ホワイトリーら多くのセレブをクライアントに持つメイクアップアーティストのナム・ヴォは、最高の肌調子をキープするためにフェイシャルスチーマーを旅行に持って行くという。
ナムは、「どんなときも肌に高いメンテナンスをすることにこだわっている」と米メディアWmagazineに話し、普段から愛用しているパナソニックのスチーマーを旅先にも持っていくようにしていると明かした。旅先は肌が不安定になりがちだからこそ、多少荷物になっても日頃頼りにしている美容ツールを持っていくというのは、プロならでは。お気に入りの美顔ツールがあればリストに入れてみては。
旅先でもいつも通りのメイクを実現するアイテム
旅行での持ち物で、もっとも数がかさばるのがメイク道具。ただでさえ種類が多いのに、あの色もこの色もと思っているうちに荷物が膨らんでくる。でもプロによると、ブラシメイクはケチってはいけないという。

モデルのケンダル・ジェンナーやエルザ・ホスクなど多くのセレブに愛されるメイクアップアーティストのエイダン・キーオは、「リップやアイライン、アイシャドウ、チーク、コンシーラーの5本のブラシを必ず旅行に持参する」と話し、これがないとメイクの完成度が落ちてしまうと明かした。
ちなみにエイダンは、通常サイズのブラシだと旅行バッグ内で汚れることがあるため、小さいトラベルサイズのブラシ5本セットを持参するようにしているそう。通常サイズのブラシでも、プラスチックのカバーに入れて清潔に保てるならばOK。
旅行中の移動やスキンケア、メイクの際に重宝するプロこだわりの必需品。旅先でもキレイをキープするために、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)