リキッドファンデでつくるシームレス肌メイク
厚塗り感がなく、ナチュラルで素肌っぽいベースメイクのトレンドが続くなか人気が高まっているのが、素肌自体をキレイに見せるようなシームレスな仕上がり。シームレス肌といえば、なんといってもファンデーションと肌が一体化して見えるほどのなめらかさが魅力。
メイクのプロによると、シームレス肌をつくるには、リキッドファンデーションのなじませ方が重要だそう。シームレス肌を完成させるファンデーションテクニックとは?
温水でブレンドツールを湿らせるべし
リキッドファンデーションを肌に塗るとき、ファンデーション用のブレンディングブラシやスポンジなどのツールで肌になじませるのは定番の方法。このときにプロが取り入れるのは、ブレンディングブラシやスポンジを「温水」で湿らせること。水ではなく温水にすることが、シームレスな肌に仕上がる秘訣だという。
ヴィクシーエンジェルのバーバラ・パルヴィンやエルザ・ホスクのメイクを手掛けるマーク・エディオは、「温水で湿らせた温かいツールを使うと、リキッドファンデーションが肌により溶け込みやすくなる」と米Marie Claireで説明。ツールの温度を高めることでファンデーションが溶け込みやすくなって肌と密着し、シームレスな肌に仕上がると明かした。
シームレス肌に仕上げるプロのメイク法
シームレスな肌をつくるときに大切なのが、できるだけ薄めに化粧下地を塗ること。マークによると、クマやニキビなどを隠そうと重ねすぎると、厚塗り感や色ムラが出てシームレス肌から程遠くなってしまうという。
下地を塗ったら、温水で湿らせたブレンドツールでリキッドファンデーションをなじませていく。このとき、顔の真ん中部分に重点的にファンデーションをポンポンと置き、顔の外側に向けて徐々に薄くなるようになじませていくのがポイント。そうすることで顔の中心に起こりやすい肌の赤みやトラブルはカバーしながら、塗った感を感じさせないシームレスな肌がつくれるそう。
仕上げに、なるべく柔らかめのブラシでほんのりとパウダーをのせれば完成。さらにマークは、ローズウォーターなどのフェイスミストを最後に吹きかけるとファンデーションがより密着するためオススメだと補足した。
ファンデーションが肌に溶け込むこのテクニックは、仕上がりを美しくしてくれるので、ブレンドツールを使っている人はぜひ試してみては。(フロントロウ編集部)