マイクの“本妻”が知られざる裏側を明かす
ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のスペンサー役でおなじみのトローヤン・ベリサリオが、夫で俳優のパトリック・J・アダムスの元共演者で、かつてメーガン・マークル名義でハリウッドで俳優業をしていたメーガン妃と、イギリス王室のヘンリー王子の結婚式に出席した時のことを振り返って「悪夢のようだった」と英The Daily Telegraphのインタビューで語った。
当時、妊娠5ヵ月だったトローヤンは、まだそのことを世間に公表していなかったため、全世界が注目するロイヤルウェディングに出席したら、“妊娠していることがバレてしまうのではないか?”と不安で仕方がなかったという。
そんなトローヤンをさらに悩ませたのが、ロイヤルファッションに欠かせないファシネーターと呼ばれるヘッドピース(頭飾り)。「今が1930年代ならまだしも、これを現代で着けるのは馬鹿げている」と感じたトローヤンは、ファシネーター選びに大苦戦。
『プリティ・リトル・ライアーズ』で演じたスペンサー同様、プライベートでもどちらかというと優等生キャラのトローヤンだけに、「まるでアート作品のように美しいデザインのものもあったけど、自惚れてるように見えるかもしれないし、目立ちすぎてしまうかもしれない。かといって、あまりにも小さくて貧相なものだと、それはそれで『伝統を無視してる』と思われるかもしれない」と、悩みに悩みまくったことを明かし、「それは悪夢のようだった」と回顧した。
困り果てた末に友人でスタイリストのアナベル・ハロンにアドバイスを求め、最終的にヘッドバンドタイプのファシネーターをチョイスしたトローヤンだったが、結婚式当日まで不安が拭えなかったそうで、「部屋を出る前にアナベルに電話して、『これは帽子じゃないけど大丈夫?』って聞いたら、『ベールが付いているから大丈夫。(ベールが)頭を覆ってる』と言われた。けれど、それでも心配だったから、『もしイギリスのメディアにこき下ろされたら、あなたのことを一生許さないから』って言ったの(笑)」と、かなり心配性な一面をのぞかせた。
ちなみに、ご存じの方も多いと思うが、ドラマ『SUITS/スーツ』でパトリック演じるマイクとメーガン妃演じるレイチェルは恋人同士(※のちに結婚)で、2人はシーズン1からメインキャストとして同シリーズを一緒に引っ張ってきた。(フロントロウ編集部)