アレクサンドラ・グラントが接近禁止命令を取得
キアヌ・リーブスの恋人でアーティストのアレクサンドラ・グラントが、キアヌのストーカーに対して接近禁止命令を取得した。これにより、ストーカーはアレクサンドラ本人や、彼女の自宅や職場から100ヤード(約90メートル)圏内に近寄ることを禁止された。また、SNSでアレクサンドラに連絡すること、アレクサンドラの写真を投稿することも禁止された。
キアヌとアレクサンドラは、2019年11月に開催されたLACMA Art + Film Galaに手を繋いで登場したことで、多くの人々が2人は交際していると認識。しかし2人は、その前から共にイベントに出席してきており、その関係を隠していなかったにもかかわらず気づかれていなかっただけで、数年前から交際に発展していたと見られている。
キアヌとアレクサンドラは、2011年にキアヌの著作『Ode to Happiness(原題)』にアレクサンドラがイラストを提供したことから交流が始まり、2016年のキアヌによる著作『Shadows(原題)』のイラストもアレクサンドラが担当。さらに2017年には、キアヌとアレクサンドラは共同でX Artists’ Booksという出版社を立ち上げた。
アレクサンドラに向かったキアヌのストーカー
多くのファンがキアヌとアレクサンドラの幸せを喜んだけれど、ストーカーである67歳の女はそう思えなかったようで、アレクサンドラに対する嫌がらせが始まった。米The Blastが入手した裁判資料には、こう記述されている。
「原告に対する嫌がらせは、原告が世界的に有名な俳優であるキアヌ・リーブスと交際を開始した後に始まりました。リーブス氏は、被告が執拗に執着している人物です。リーブス氏もまた、被告によるSNSの多数の“アンチアカウント”に気がついており、また、(それらのアカウントの投稿には)彼も含まれています。これらのアカウントは、数千にのぼる投稿を行なっています」
また、そういったアンチアカウントに投稿された写真は、実際にアレクサンドラや彼女の家を撮影したものもあったそう。女はアレクサンドラの外出先に現れたり、彼女の家に不法侵入し、家や車の写真を撮ったりし、インターネット上に公開していたという。資料には、女の行為についてこう説明されている。
「過去数ヵ月、そして現在も毎日、グラント氏は被告による容赦のない極端な行動の被害者となっています。被告はストーカーであり、全くの他人です。被告の行動には、ストーキング、インターネットストーキング、脅迫、嫌がらせ、そしてその他の迷惑で憂慮すべきものが含まれます」
今後、9月に審問が開かれ、禁止令を永続させるかどうかが決定される予定。(フロントロウ編集部)