見た目年齢を左右する「首のシワ」
意外と見られていることが多い「首のシワ」。他の身体のパーツに比べて非常に薄くデリケートで、皮脂の分泌も少ないため、年齢サインが出やすい場所と言われている。

米スキンケアブランド「エレミス(Elemis)」の創業者ノエラ・ガブリエル「年齢を重ねるにつれて首の皮膚は薄くなり、首の筋力も著しく低下する」と米メディアWho What Wearでコメント。
そのため、日頃からきちんとケアをしないと“シワ”や“たるみ”などの年齢サインが目立ちやすくなるという。また、首の皮膚は顔と同じくらいデリケート。ノエラは「首のケアは、顔と同じスキンケアをすると同時に、適切なマッサージを施すことが重要」と明かした。
マイナス5歳!プロのマッサージ方法
ノエラによると、首は非常にデリケートで乾燥しやすいパーツなので、刺激や摩擦を加えるのは禁物。マッサージを始める前に、必ず保湿効果の高い保湿剤もしくはフェイシャルオイルを用意すること。
次に、お好みのオイルを手につけたら、首の側面に両手をおき、重力に逆らうように首の付け根から顎先に向かって上方向に優しくマッサージ。

ノエラは「シワの原因になる強い力や摩擦を加えず、なるべく優しく丁寧に行なうこと」と助言。あとは、首の側面から正面まで同じように繰り返し、全体にマッサージを施すだけ。これを毎日、無理のない範囲で行なうことで、シワやたるみを防ぐことができるとノエラは言う。
スキンケアやマッサージのほかにも、紫外線対策をしっかり行なうことも大切。ノエラは「意外と首元に日焼け止めを塗り忘れている人が多い」と話し、とくに首元は汗で日焼け止めが取れやすいため、こまめに塗り直すようアドバイスした。
見た目年齢を上げてしまう首のシワやたるみ。気になる前に早めのケアを心がけて。(フロントロウ編集部)