俳優でシンガーのダヴ・キャメロンが、「すごく親切で、愛情に溢れる」ファンとの関係性について言及。自身にとってファンは友達のような存在だと語った。(フロントロウ編集部)

ダヴ・キャメロンがSNSでのファンの存在について言及

 ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ディセンダント』シリーズで主演を務め、シンガーとしても活動するダヴ・キャメロンが、自主隔離中の自宅で米Wonderland Magazineのインタビューを実施。ダヴの恋人で、現在一緒に自主隔離生活を送っている俳優のトーマス・ドハーティがインタビュアーを務めた。

画像: 現在、一緒に自主隔離生活を送っているトーマス・ドハーティとダヴ・キャメロン。

現在、一緒に自主隔離生活を送っているトーマス・ドハーティとダヴ・キャメロン。

 インタビューの中で、話題はソーシャル・メディアに。ダヴは普段は主にSNSの「ビーボ(Bebo)」や「マイスペース(My Space)」を使用しているとして、それらのサービスでのファンとの交流について次のように語った。

 「私に分かるのは、そこには私にすごく親切で、愛情に溢れる、とてもあたたかいファンベースがあるということ。彼らとの純粋な繋がりを感じられるの」とダヴ。「時々、彼らの考察に驚いたり、彼らが私のことで気がついてくれることに、驚いたりする時がある。すごく優しい友達のような存在なの。ファンのみんなが私のことを知っていたり、私を笑顔にするための言葉を知っているほどに気にかけてくれてることには、本当に驚いてる」として、ファンが自分のことを理解してくれていることに驚きすら感じていることを告白した。

画像: ダヴ・キャメロンがSNSでのファンの存在について言及

 「すごくおかしな関係性だよね。だって、もしかしたら会うことがない人たちかもしれないし、例え会ったとしても、その人たちのことを知ることはできないかもしれないのに、その人たちは私を知っていて、それも、私が思っている以上に私のことを知っているんだから」とダヴは語り、必ずしも直接の知り合いではないにもかかわらず、自分のことを気にかけてくれるファンの存在には感謝しているとして、次のように続けた。

「彼らは時々、私のメンタルヘルスや、家族との関係、名声との向き合い方だったり、そういう私が言い表してこなかったことについて、すごく鋭い考察を言ってくれるの。そうやって、繊細に、親切にも頑張って気にかけようとしてくれるわけでね。直接の知り合いではない誰かのために思いやりの心を持ってくれる人たちがいるということを、私は幸せに思ってる」

多くのユーザーたちが自分をフォローしていることについて

 インスタグラムではおよそ3,600万人以上のフォロワーがいるなど、ディズニー・チャンネルへの出演をきっかけに、一気にその世代を代表するセレブの1人となった自身がSNSで多くのユーザーたちにフォローされていることについては、「たいていの人たちは、私のことをフォローしたほうがいいという理由で、私のことをフォローしていると思う」と、冷静な見解を語ったダヴ。

 「有名人だという理由でね。ほら、あなたも時々、他の人がフォローしているという理由で、インスタグラムで誰かをフォローしてるでしょ? いずれにせよ、そういうのは私自身に注目しているわけじゃないんだなって思う。ハリウッド的なことの一つだって」とトーマスに投げかけ、有名であるが故に、“有名人だから”という理由で自分のことをフォローしているユーザーたちもSNSには一定数いるはずだとした上で、次のように語った。

 「私はそういう場所で活動しているわけで、自分の居場所はそこじゃないっていうフリをするつもりはないけど、自分についてくれているフォロワーたちを増やしたいとか思ったことはないの。偶然、ついてくれた存在だと思っていてね。ファンとの関係性はそういうものとは違うものだと思う。フォロワー(数が多いこと)自体は、そこまで大きなものではないし、密接なものではないって感じてる」

 その後、トーマスが「初めて君に会った時、『2,000万人もフォロワーがいるのか』って思ったよ」と応じると、「ちょっと異常だよね」とダヴ。有名になったが故に多くのユーザーにフォローされているという事実を冷静に受け止めながら、自身を気にかけてくれるファンとの関係を大切にする、ダヴのファン・ファーストな思いが感じられるインタビューとなった。(フロントロウ編集部)

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