1年以上にわたり家庭内暴力(DV)被害を受けていたヘイデン・パネッティーアが、元恋人と決別。初めてコメントを発表した。(フロントロウ編集部)

ヘイデン・パネッティーアがついにコメントを発表

 ドラマ『HEROES』や『ナッシュビル』への出演で知られる俳優のヘイデン・パネッティーアは、恋人で俳優志望のブライアン・ヒッカーソンと2018年8月頃から交際をスタートさせた。しかし2019年5月にブライアンが、ヘイデンへの暴力で一度目の逮捕。9月にブライアンの裁判が行なわれたが、ヘイデンが協力することを拒否したと見られ、その後11月に復縁。しかし、2020年2月14日にふたたびブライアンはヘイデンへの暴力で逮捕された

 家庭内暴力(DV)は、外部から見れば危険な関係であることは明らかだけれど、その被害者は精神的/身体的/経済的な面から加害者に支配されており、その関係から脱するのは簡単なことではない。ヘイデンの家族や友人も、1度目の事件が起きた時からブライアンと別れるようヘイデンに話していたけれど、彼女はその関係から抜け出せないでいた。

画像: 2018年に撮影されたヘイデンとブライアン。

2018年に撮影されたヘイデンとブライアン。

 しかし今年6月中旬には、関係者が米UsWeeklyに、ヘイデンはブライアンと別れたと話していた。そして現地時間7月14日に、2019年5月から現在までにヘイデンに対して振るった暴力など8つの罪でブライアンが逮捕され、ヘイデンが自身のツイッターを更新。これまでブライアンとの関係について口を閉ざしてきたヘイデンがついにコメントしたことで、彼女は本当に前に進む決断をしたと見られる。

「暴力的な関係にいる人々が必要とするサポートを得られるよう、私が勇気を与えられればという思いと共に、自分に起きた真実を明かします。この男が二度と誰も傷つけないように、私は自分にできることをする準備ができました。自分の声と人生を取り戻す勇気を見つけさせてくれたサポートシステムに感謝しています」

ヘイデン・パネッティーアに何があった?

 2019年5月2日の夜に、ヘイデンとブライアンの家から女性の叫び声を聞いた隣人が警察に通報。現場に駆けつけた警察も女性の叫び声を確認し、家を訪問。当初ブライアンは、女性の叫び声はテレビの音だと主張したけれど、不審に思った警察が家の中を捜索し、意識が混濁したヘイデンを発見。彼女は、その前日に訪れていたプエルトリコでも暴力を振るわれたと話した。

 しかしその後9月26日に、裁判所はブライアンへの訴えを棄却。検察側が証人を出廷させられなかったことが原因とされており、ヘイデンが協力を拒んだ可能性が高い。さらに11月には、2人は復縁した。

 そして2020年2月14日の深夜に、ブライアンがふたたびヘイデンに暴力を振るい、ヘイデンがブライアンを家から追い出した。家の外で騒いでいるブライアンを見た人が警察に通報し、ブライアンはふたたび逮捕された。しかし彼はこの件に関して無罪を主張している。

 過去2回とも暴力を振るわれても通報しなかったヘイデンだけれど、周囲のサポートもあり、7月に、過去にブライアンから受けた暴力に関して警察に通報した。(フロントロウ編集部)

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