あの“元カノ”に向けた誕生日メッセージ?
周囲の反対を押し切って新型コロナ禍の今年4月にリリースした新アルバム『After Hours(アフター・アワーズ)』が大ヒット中の人気シンガー、ザ・ウィークエンドが同アルバムからの新曲「Snowchild(スノーチャイルド)」のミュージックビデオを現地時間7月22日に公開した。
黒人アニメーターが経営するアニメ制作会社としては日本初のアニメーションスタジオ、D’ART Shtajioが手がける全編アニメで構成された新曲MVは、ウィークエンドがこれまでにリリースしたアルバム『House of Balloons(ハウス・オブ・バルーンズ)』、『Beauty Behind the Madness(ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス)』、『Starboy(スターボーイ)』、そして最新アルバムの『After Hours』へのオマージュを込めた自伝的な内容になっている。
MV公開日の7月22日は元恋人セレーナ・ゴメスの誕生日
ザ・ウィークエンドが「Snowchild」のミュージックビデオを公開した7月22日は、彼の元恋人で同じくシンガーのセレーナ・ゴメスの誕生日であることから、一部のファンのあいだで「ザ・ウィークエンドからセレーナへの誕生日メッセージなのでは?」とウワサされている。
じつは、セレーナはこれまでに2度、SNSを通じてこの「Snowchild」を“お気に入りの曲”として紹介したことがある。また、「Snowchild」には「日に日に彼女に溺れていく」「俺たちはコーチェラで思いっきりハジけた」など、セレーナと交際していた頃のエピソードを連想させる内容の歌詞がいくつかあることから、ザ・ウィークエンドなりの方法でセレーナに敬意を払ったのではないかと推測する声が多い。確証はないが、仮にファンの予想が事実だとしたらかなり“粋”な演出。
ちなみに、『After Hours』には、同じくザ・ウィークエンドの元恋人でモデルのベラ・ハディッドとの関係について歌っているとされる2曲のシングル「Heartless(ハートレス)」と「Blinding Lights(ブラインディング・ライツ)」も収録されている。(フロントロウ編集部)